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 種  名 Gyrosigma acuminatum var. gallica (Grunow) Cleve
 原 記 載 Cleve, 1894. K. Svenska Vet. Akad. Handl. 26(2) p.114.
 参考文献 Meister, 1912. Beitrage Kryptogamenflora Schweiz Bd.4 p.120, pl.18, f.1.
 Hustedt, 1930. Bacill. p.223.
 特  徴  殻の大きさ 110-155×11-18
横条線 20-21/10μm
縦条線 20-21/10μm
殻は細身のS字状皮針形で殻端は尖円形。軸域及び縦溝は殻の中央をS字状に走る。筆者が得た個体は殻長115-125μm,殻幅13-15μm,横条線は19-20/10μm,縦条線は20-22/10μmであった。我が国では志垣(1975)の神通川からの報告のみの様である。殻形及び大きさが G. kuetzingii に酷似し,縦条線の粗い点だけが違うところから見落とされてきたものと思われる。淡水〜汽水産とされているが主に淡水の湖沼に分布する様である。筆者は青木湖等の山地湖から得ている。
 分  布 Type locality-----Sweden
日本の産地-----神通川(富山県:志垣 1975),青木湖(長野県),中綱湖(長野県),野尻湖(長野県),諏訪湖(長野県),山中湖(山梨県:原口 1998)
,余呉湖(滋賀県:原口 2001)