種  名 Gyrosigma attenuatum (Kuetz.)Rabh. var. nipponicum Skvortzow
 原 記 載 Skvortzow 1936. Philipp. J. Sci. 61:266. pl.7. f.1.
 参考文献
 特  徴  殻の大きさ 158-160×18.5-19.2
横条線 /10μm   記載していない
縦条線 21-24/10μm
 殻は僅かにS字形で中央から両端に向かって僅かずつ細くなり,先端は広円形。中心域は斜めに大きい楕円形。極域は大きく横に開く。縦条線は細かく21-24/10μmで中心域を包むようにカ−ブする。承名変種とは縦条線が細かいことで区別できる。筆者が青木湖から得た個体は,殻長115-155μm,殻幅14-16μm,横条線は21-22/10μm,縦条線は24/10μmで記載にほぼ一致した。小型の個体は G. obtusatum に酷似するが,中心節が僅かにかぎに曲がる点で区別できる。琵琶湖で希産とのことである。青木湖から得ている。淡水種。
 分  布 Type locality-----琵琶湖(滋賀県)
日本の産地-----琵琶湖(滋賀県:Skvortzow 1936),青木湖(長野県),鷹架沼(青森県:濁川、長谷川 2002)
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