種  名 Gyrosigma fasciola (Ehr) Giff. & Hanfr. var. fasciola
 原 記 載 Griff. & Hanfr. 1856. Microgr. Dict. 1st. ed.., p.303. pl.11. f.21.
 参考文献 Patrick & Reimer, 1966. Monographs Acad. Nat. Sci. Philadelphia 13. p.328, pl.26, f.4.
 特  徴  殻の大きさ 60-150×12-24
横条線 20-22/10μm
縦条線 20-24/10μm 縦条線がやや細かい。
 殻はS字形で,中央部の幅は広く長円形ないしは皮針形,両端がくちばし状に細くなって曲がる。殻端の細い部分の幅は2μm以下で,先端が少し膨れる。中心域は小さく僅かに楕円形。軸域及び縦溝は殻の中央をS字状に走る。松川浦産の個体では殻長90-100μm,殻幅13-14μm。横条線は20/10μm,縦条線は24/10μmであった。海産種であるが淡水にも産す。筆者は菅生沼及び松川浦から得ている。希産。
 分  布 Type locality-----Europa, Nordsee & Ostsee
日本の産地-----松川浦(濁川・長谷川 1999),菅生沼(茨城県:原口 2000),
鷹架沼(青森県:濁川・長谷川 2002),小櫃川河口(千葉県:千葉ら 2011)
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