種  名 Gyrosigma fenestratum Meister
原 記 載 Meister, 1932. Kieselalgen aus Asien p.43, f.132,133.
参考文献
特  徴  殻の大きさ 80-120×13-18
横条線 18-22/10μm
縦条線 22-26/10μm
 殻は線状で殻縁は平行,両端で僅かにS字状に折れる。軸域及び縦溝は殻の中央を通り,殻端で僅かに偏心する。中心域は大きく楕円形と記載しているが,ほぼ平行四辺形である。極域は偏心して横に抜け大きい。中心節は"T"字形,極節は横に曲がる。筆者が得た個体は殻長80-100μm,殻幅13-18μm,横条線は18-21/10μm,縦条線は22-26/10μmで記載にほぼ一致した。類似の G. eximium は殻形が小さいことと条線が細かい点で区別され。G. temperei についても縦条線が細かい点で区別される。淡水の湖沼に希産する。

分  布 Type locality-----China, Ta-Hu
日本の産地-----高須賀沼(埼玉県:原口・三友 1986),青木湖(長野県:原口 1997),菅生沼(茨城県:原口 2000),余呉湖(滋賀県:原口 2002),昭和沼(埼玉県)
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