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 種  名 Gyrosigma pseudokuetzingii Kobayasi
 原 記 載 Kobayasi, 1977. in Kobayasi & Ando, Bull. Tokyo Gakugei Univ. Ser.4 No.29 p.239, pl.8, f.62,63.
 参考文献
 特  徴  殻の大きさ 130-193×20-25
横条線 17-19/10μm
縦条線 26-28/10μm
 殻はS字状皮針形,殻端は尖円形,中心域は長楕円形,極域は僅かに偏心してV字状に開く。軸域及び縦溝は殻の中央をS字状に走る。中心節は鈎状に曲がりる。中心域の両サイドの縦条線が切れているのが特徴である。我が国での報告例は少ないが各地に普通に産するようで,筆者は各地の試料から検出した。淡水性種と思われる。

 分  布 Type locality-----新沼(埼玉県)
日本の産地------森林公園沼(埼玉県:Kobayasi & Ando 1977),由良川(京都府:根来・後藤 1983),檜原湖(福島県: Shiono & Jordan 1995),山中湖(山梨県:原口 1998),野尻湖(長野県:原口 1999),菅生沼(茨城県:原口 2000),余呉湖(滋賀県:原口 2001)など日本各地の止水域に産する。