種  名 Gyrosigma spencerii var. curvula (Grunow) Reimer
 原 記 載 Reimer, 1966. in Patrick & Reimer, Monographs Acad. Nat. Sci. Philadelphia 13. p.316, pl.23, f.8.
 参考文献
 特  徴  殻の大きさ 70-120×9-11
横条線 20-22/10μm
縦条線 24-25/10μm
 殻はS字状線形,殻縁はほぼ並行で殻端は尖円形。軸域及び縦溝は殻の中央を走る。承名変種に比べてやや小形で,殻縁が平行である点を特徴とする。承名変種とは縦横の条線が細かいことと殻縁が平行な点で区別される。松川浦から得た個体は殻長75-90μm,殻幅11-12μm,横条線は20/10μm,縦条線は24/10μmで記載にほぼ一致した。酷似の G. wansbeckii は縦溝が極端に偏心して殻縁に近づいて走ることと縦条線が粗い(20-22/10μm)点で区別される。希産種。汽水種。

 分  布 Type locality-----Uncertain, Reimer(1966)は北米の大西洋岸各州から得ている。
日本の産地-----松川浦(福島県)
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