当日いただいたコメントと、それに対する私の回答である。 コメントをくださったかたがたに感謝する。
カナで「一本」「二本」「三本」は「いっぽん」「にほん」「さんぼん」となって、 「ぽ」「ほ」「ぼ」の字体が似ていることが長所となる。 ローマ字では ippon, nihon, sanbon と p, h, b が入れ替わる、というご指摘をいただいた。
そのとおりであるが、ローマ字を読み慣れると、頭の中で p, h, b の間に関連がつくので、問題はないと思われる。
もう一つご指摘いただいた、kabusiki gaisya の例も、 ローマ字を読み慣れれば k と g の間に関連がつくと思う。
ローマ字は文字の数が「表の縦の大きさ」+「表の横の大きさ」で済む。約 20 である。 カナは表の中の要素の数だけ、すなわち「表の縦の大きさ」×「表の横の大きさ」だけ文字がいる。 濁音半濁音を「゛」「゜」つきの文字で表すから約 50 で済んでいるが。
の部分に関して。 ローマ字は大文字小文字があるから、実際にはこの倍ではないか、 とのご指摘をいただいた。
そのとおりである。
ヘブライ語のアルファベットの例は、 日本語を外国語として学ぶ人にとって、 多くの人がすでに学んでいる ABC のほうが楽でしょう、という意味であり、 「誰にとってやさしいか」というところに混乱があったことをおわびする。
tatanai, tacimasu, ... となって、 語幹が決まらないのでは、との指摘をいただいた。
日本式、訓令式でもワ行五段活用動詞の語幹は omowanai, omoimasu, ... となって一つに定まらない。
「書く」は kakanai, kakimasu, ... となって共通部分 kak がとれるが、これを語幹と称してよいのかどうか、私にはわからない。
新日本式の発想では、語幹を一定させるためにオトを“曲げて”解釈することをしない。 それは日本式・訓令式も同じで、イウエオを wi wu we wo とつづることにすれば ワ行五段活用動詞の語幹が omow のように固定できるが、そうはしない。