レストランの繁忙期にかかわらずクリスマスに開催されたワイン会。
その名も”HAPPY XMAS”というタイトルで行われました。
このタイトルは1971年に発売された、ご存知ジョン・レノンのクリスマス・ソングです。

1973年のテタンジェ・コンド・ド・シャンパーニュで始まり、
グラーヴの白シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン1981、1979と続きます。
1981はまだまだ若かったのに比べ、1979年は残念ながらマディラ化していました。

驚いたのは1975年のジョセフ・ドルーアン(マルキ・ド・ラギッシュ)のモンラッシェです。
ピークは当然過ぎていましたが、十分においしく飲めたワインでした。甘味がでて、濃密なちょっとハニー香がでていました。

赤は1969年のラフィット・ロートシルト(リストではラトゥールになっていますが、間違いです。)で始まり。オフ・ヴィンテージでも状態がよければ非常に柔らかくておいしく飲めます。1971年のラフィット・ロートシルトはうまい!!パーカーさんの点数は最悪の60点ですが、何故でしょう?確かにパワーはありませんが、それはそれは羽毛布団に包まれたような優しい、優しいワインです。パーカーさんが低い点数をつけてくれたおかげで安く買うことができました。(この頃で、$100よりもはるかに安く買えました)
1973年のラトゥールはそれなりに。
だんだんと酔っ払ってきて、訳がわからなくなってきて、1972年のデュジャックのクロ・サン・ドニはあまり印象には残っていません。

最後にイケム。贅沢な締めくくりで、解散です。

そのあと、数名で心斎橋の某ワインバーに行き、家にたどり着いたのは朝方でした。

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