189回点盛り
白美
両の手をはたき種撒き終はりたる 利◎か美
庭仕事、ああ終わったという感じが出てるな
石仏の御手に赤き椿かな 利○美か
分かりやすい入ってくる句
懐剣の鞘の瑠璃色光悦忌 利正
上方舞見て来しあとの木の芽あえ 美○
わざわざ上方舞と六音使うか、京舞くらいにして、お座敷で舞わせているくらいにしたほうが
細身なる千手観音春浅し
原句では、季語がいかようにもつけられる
武甲
切り出せぬ同居の話木の芽和え 利○白◎か○
面白い、だけどこういうのにあまり詩情を感じないんだ
種蒔きや等間隔の靴の跡 利白
等間隔が?
人生かす剣の教えや光悦忌
タイマーが知らせる消火冴返る
春疾風記憶の中の造兵廠
思い入れが伝わってこない
美子
潤滑の後の渇筆光悦忌 利正◎美◎
旨いこと言ってるね
竹垣に菱目玉縁光悦忌
造園技術お勉強
種蒔やはらから揃ふ半農家
半農半漁とかいうが、半農家という言い方もなじまない
あたり木の音色も食す木の芽和へ
あたり木ね、なじまない
金の蕊肩口に吐く藪椿
種まきを終へて岩波文庫読む 利美◎
岩波の種蒔く人のマークなんだな、今時通じるか?
連綿の仮名を散らして光悦忌 利か美
即きすぎ
馬子唄の残る追分木の芽和へ
残る追分?
贅沢の末に到りし目刺かな
美女選ぶ椿と競ふコンテスト
利孟
咲き継ぎて紅の薄るる藪椿 白正
折紙の大方余白光悦忌
虫食ひの痕をちぎりて木の芽和え
大鉢にこき混ぜて蒔く残り種
こき混ぜより、取り混ぜがといわれましたが、それだと見繕いの雰囲気が出てくるので?
小鳥屋の積まれし籠の囀れり
駄目ですか