第286回点盛り
| 利孟 | |
| 身じろぎもならぬ熱湯に浸り夏至 | 雨比☆義 |
| 花四葩通園バスの路地抜け来 | 雨☆ |
| 心太これで痩せるかしらなんて | 義比 |
| 木下へと入る夏足袋の白さかな | あ |
| 夕空に声啼き捨てて雲雀落つ | |
| そういうもんじゃないんですか?と言われれば、ふむ | |
| 武甲 | |
| 梅雨出水エリアメ△ルの着信音 | 利雨 |
| 出水は武甲さんて事のようで | |
| 酢醤油にむせてはすする心太 | 利△ |
| 夏足袋や老舗を仕切る若女将 | 利あ比 |
| この業態がわかん無いんだ、故に老舗というのは雰囲気作りには良くても危険なんで | |
| 紫陽花や移り香まとふ貴賓室 | |
| ちょっと状況が分からない、紫陽花の移り香て事もなかろうし | |
| 比呂志 | |
| 夏足袋の縁を摺り来る音のして | 利△あ△ |
| 畳のフチとつい紛れるから、エンと読めるような作りにしたいし縁側を摺り足でって、どんな立派な作りかと思うんです | |
| 閉門に喧騒の引き濃紫陽花 | 利義☆ |
| 輪郭の微かに浮かび心太 | 利 |
| あれこれと部下への小言梅雨湿り | 利 |
| 夏至の日の鉄路の長く延びにけり | |
| 恵一 | |
| 摺り足で夏足袋進む橋掛り | 利義△ |
| ひとがたを流す月山あふぎみて | 利△ |
| ニンギョウと読まれると分からなくなるから仮名で表記したのだろうが、形代なんてのもありでしょう | |
| 絵幟の鍾馗はためく甲斐路かな | 利 |
| 刻み海苔振りかけ食ふや心太 | 利 |
| 食う手順を示しただけでは面白く無い、何か見どころが欲しい訳で | |
| ベランダに猫伸びをりぬ濃紫陽花 | 利 |
| をりぬ」て猫といえばそこにいるわけですからあえて主張するには相当の意味があるべきで | |
| 義春 | |
| 天突きの役は祖母なり心太 | 利雨△あ☆ |
| 夏足袋の芸妓の白きふくらはぎ | 利 |
| あんまり見せるような事もないけど | |
| 安曇野の溢るる流れほととぎす | 利 |
| 山葵田あたりかな、そうすると一般的な景としてカッコウを配したいよね | |
| 紫陽花も明るく送る庭の礼 | |
| 退社時の白き天日夏至の空 | |
| あやの | |
| 渓谷の茶店満席ところてん | 利雨比 |
| 空瓶にあぢさゐ一花ワインバー | 利義 |
| 空瓶ていかにもまにあわせっぽい、少し格好をつけて見たらと思うわけ、紫陽花を何本いれるか?あんまり意味はない文字数合わせかもしれないけど | |
| ひたすらに海沿ひ走る夏至夕べ | 利比 |
| 車で海岸線をね、オホ△ツクあたりだと面白いのか?夕日が沈むなら日本海側か | |
| 夕映えに白の一団更衣 | |
| 白の一団?高校のシャツ、私立女子校のワンピ△スとかあるけど | |
| 夏足袋の古りしバケツと金柄杓 | |
| 打ち水かな?思い当たるまでにずいぶん考える、足袋履いててのもどうしたものかと | |
| 雨竜 | |
| 夏足袋やすり足運ぶ能舞台 | 利△ |
| 夏至の日の朝食少し長きけり | 利あ |
| けりは連用形に続くから長きけり」は無い、 一般には長きかな、だがなんとしてもけりなら長かりけりにすることになる | |
| 紫陽花の藍滴るや細き雨 | 利 |
| 細い雨ってあんまり言わないかも | |
| 母の箸夏の夕日の影の中 | |
| 心太眼下眺望を飲み込んで | |
| 飲み込むのは心太だろうが、絶景に息を呑むというのも掛かって使ってるならやめた方がよい | |