305回点盛り
利孟
大寒や行司裸足の前相撲 恵○比○義雨武◎
天ひとつ頂く福も初句会 恵武
金の鈴下げて鏃の無き破魔矢
初針の替衿急ぎ縫ひつけて
七福に虹の七色福達磨
恵一
福達磨飾りて鞴吹きにけり 利○義比あ◎
天も地もわがものとせむ初句会 利◎
破魔矢買ふ列の長さよ髪髪髪 義◎
破魔矢とかお札は買うものではありません、額が決まっていてもそれはお初穂なのです
大寒の浄水場に靄三筋 利○
女房を殺す色悪初芝居
八犬伝ですか
比呂志
跳ねの良き髭を選びて福達磨 利◎あ○恵
火柱の向きあちこちにどんど焼 利武
大寒の肩・腰・膝に温湿布 利○
早々と期限の迫り初句会
おねだりの児の引きずりし破魔矢かな
義春
将門の武辺伝説破魔矢受く 利○恵◎あ
冬木立風の溜まり場道祖神 利雨○
三句切れですから
大寒の細き光や十三仏 あ比
久闊の同士語るや初句会
兎も角も特大買ふや福達磨
武甲
初句会詠みに祝賀の余韻なほ 義雨天
破魔矢抱く晴れ着姿に和む寄席 ◎比
大寒や子の気のはやる模擬試験
ちょうどそんな時期ですから一年中の模擬試験より
初場所の桟敷華やぐ初日かな
着飾りて支綱切断福達磨
進水式でしょうね
あやの
節くれの指で釣くれ福達磨 利○武○雨
破魔矢の鈴鳴らし肩車の親子 利雨
肩車なんてのは親子でやるもんでしょう
今年また天気晴朗初句会 利○
スケート場ラーメン食べてまた滑り
なんだか分かったようでもアリ
大寒や視聴予約のドキュメント
視聴予約ねえ、なんか中途半端
雨竜
急階段上に立ちたる達磨市
大寒や待合室で寝る老人 利比◎
駅の待合室と思ったが、病院の待合室なら暖かいしという話か
風呂に入り産湯と思ふ冬至かな 利○
襟立てて鞄は重し初句会
破魔矢抱え聖橋急ぐビジネスマン
抱へです