第402回点盛り
利孟 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
担ぎ女の籠に重箱よもぎ餅 | 義◎あ比 | 休憩の時:義/野菜などと合わせて:あ/みんなで食べよう:比 |
| 飛石で渡る鴨川水ぬるむ | 義○あ | 京都の暖かさを持ってきたのが良い:義/鴨川の春の光:あ/ |
| 地虫出づ枯山水の波の間に | 比◎ | あそこに出てくるか?だが、面白い:比 |
| 遣唐船発ちたる島や霾ぐもり | 義あ○ | 遥か中国へのモヤモヤ感:義/遠くからのつながり:あ/ |
| 青き踏むブルーシートに荷を置いて | | |
| あやの | | |
| 霾や天地返しの草に木に | 虚◎雨◎比 | 天地返しと草木が?:利/北京の黄砂は天地返しです:虚/畑を耕しながらの黄砂への気持ち:雨/ |
| 草餅やガラスケースに香を満たし | 利虚 | ガラスケースに哀愁を感じる:虚/ |
| 昨日無きもの今日見えて名草の芽 | 利○ | |
| 塞ぎの虫見え隠れつつ地虫出づ | 利 | |
| 念入りに検べる路線水温む | 利 | 念入り?、路線というのは概念でしょう、ダイヤ編成のチェックですか? |
| 虚承 | | |
| 朽ち果てし百葉箱に地虫出づ | 利◎あ◎ | 朽ち崩るくらいか:利/郷愁を感じる、人の来ない離れたところ:あ/ |
| 温む水護岸工事も急ピッチ | 利雨○ | 年度末の予算消化みたいになると俳句にならない:利/これからさあ急ぐという雰囲気:雨/ |
| 草餅売る声も枯らすや研修生 | 利 | 研修生? |
| 霾ぐもり去りて駆け込む洗車場 | 利 | |
| 卒業歌校門出でて感溢る | | 感溢るはどんなもんですか |
| 比呂志 | | |
| 匂い嗅ぐ犬の鼻先地虫出づ | 利義虚○雨 | 犬の行動と:義/所構わず嗅ぎ回る:虚/ |
| 呼び鈴に残り頬張りよもぎ餅 | 利雨 | 普通なら食べずに出るでしょう:利/配達などの受け取りの急いだ感じとくつろぎと:雨/ |
| 水掻きの開いては閉じ水温む | 利○ | 開閉の様を |
| 成就して阿吽を目入れだるま市 | 利 | 阿吽の目入れって特殊で、吟行でもあればよいのだが |
| 霾るや隙無き隙に入り込み | あ | なんでこんなに土埃が:あ/ |
| 雨竜 | | |
| 蓬餅阿蘇の大地の香りかな | 利○義 | 阿蘇の平原を浮かべる:義/ |
| 春一番太平洋の波うねる | 虚比○ | 季節の風なりどうにでも入れ替えられる、春一番は荒れてる:利/大きな句:虚/春一番なんでうねるだろう:比 |
| 地虫出ず若草山の朝日かな | 利 | |
| 水温む猫は蛇口の水を舐め | 比 | 見たような句:利/どうも猫はそうらしい:比 |
| 霾晦散歩の犬の唸り声 | | なぜ?、 |
| 義春 | | |
| 野水仙岩うつ波の飛沫舞ひ | 利雨 | よくある景ですが:利/荒れた海の大きさと凜とした水仙:雨/ |
| 水温む底の小魚影速し | 利虚 | |
| 声弾む山のあいさつ地虫出づ | 利 | 山の挨拶って分かるようで分からない |
| 草餅は漉し餡が好き上司言ひ | 利 | 好き嫌いだけだと、草餅はなくて佳いのですがそれでは季語にはなりません |
| 霾の果てなき長城尾根伝ひ | 利 | 尾根伝いは当たり前でしょう |
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