第435回四天句会
令和7年師走12月9日 Zoom句会
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兼題 昴 蕪村忌 忘年会 虎落笛

甘噛みにほぐす筆先蕪村の忌
人波を押し分け掲げ大熊手
雨戸立て落とすくるるや虎落笛
キョヒる奴ホーチするだけ忘年会
風に吹き消さる儚さ寒昴
虚承
少納言定子の手とり指す昴
旧道に迂回のダンプ虎落笛
蕪村忌や画紙に滲ませ描く雲
くじ引きに酒の賞品忘年会
凍雲や灯油の目盛り零を差し
恵一
康成の秘蔵十宜図春星忌
野生馬の影なす岬寒昴
竹林の大きなうねりもがり笛
大川に船を貸し切り年忘れ
酒注ぎに来る人絶えず年忘
山小屋の闇を震はせ虎落笛
大輪の菊四百の香り立つ
忘年会隅で若手の盛り上がり
月昇り日は沈みをり蕪村の忌
リーダーは責めを負ふもの寒昴
雨竜
虎落笛墓地へ小道を踏み分けて
忘年会舞台余興の大音声
寒昴高くノーベル授賞式
年の暮隣家に停まる救急車
蕪村忌や北野名物茶屋の餅
あやの
蕪村の忌錦で探す京野菜
宴闌けて本音ぽつぽつ年忘れ
風邪癒えて総身にしみる潮鍋
昴探る家並に狭き路地の空
虎落笛ついとひろげる季寄せ本
