7月のもう一言
| 比呂 | |
| 青梅雨や牛の眼の藪にらみ | |
| 大黒柱に百年の艶冷やし葛 | |
| 風伯と雨師の競ひて大夕立 | |
| 風の神、雨の神ね、言葉の手柄 | |
| どぜう割く水仕の下駄の太鼻緒 | |
| たはやすく地まで撓りて今年竹 | |
| 敬子 | |
| 父の日や父の温みの剣道着 | |
| 温みって、脱いだのを肌に付けたって感じ、気色悪いね | |
| 葛切のつるりと滑る切子鉢 | |
| 凌霄花手風琴の風に舞う | |
| そんなことあるか? | |
| 韋駄天の走りのごとし大夕立 | |
| 菜園のまなか彩どる夾竹桃 | |
| そんなの菜園じゃなかろうが | |
| 良人 | |
| 夕立去り山端の入り日色を増す | |
| 低く飛ぶ鳥に夕立の気配かな | |
| 街路樹の枝葉散らして夕立去る | |
| くずきりや和菓子老舗の幟旗 | |
| 一跨ぎ鬼怒川を越え来る夕立かな | |
| 信子 | |
| 菜園の支柱林立夕立雲 | |
| ひまわりや自画像真正面に描く | |
| 滴りし迷路八方廃れ坑 | |
| 実を為して柘榴の花の散り止まず | |
| ザクロは木扁ですからね | |
| 葛切や思ひ出話切りもなし | |
| 葛切だから、切りなし? | |
| 昭雄 | |
| 男体山も鳴虫山も夕立かな | |
| 分かりやすい本歌取りだが、鳴虫山が良い | |
| 男体山の馬の背分ける夕立かな | |
| 葛切に太き黒文字雲厳寺 | |
| 夕立や季の移ろひ告ぐるごと | |
| それが俳句ってもんで・・ | |
| 葛切や三人姉妹薄化粧 | |
| なぜ薄化粧しなきゃいけないのか、状況が理解できない | |
| 聖子 | |
| 夜濯や皺叩く音響かせて | |
| 耳触りの問題だけど | |
| 万年筆のインクの匂ひ葛ざくら | |
| ちと遠いな、なんか煎餅やまんじゅうくらいだとそんな気がするんだが | |
| 里山道畦の干草踏み帰る | |
| そうなんだっていっても、分かんない、だいたい里山道と畦の関係なんぞどうなってんのか? | |
| どの窓か切なきピアノ夕立来 | |
| 切なきねえ? | |
| 干草の風来て嬰の深睡り | |
| 登美子 | |
| 夕立ちや僧が駆け込む無人駅 | |
| 特殊 | |
| 夕立あと西日差し入るとなり屋根 | |
| 夕立雲バリウム飲んだ胃腸めく | |
| そんなに凸凹の胃なのですかね | |
| 葛切や箸にかかりてふるへけり | |
| や・けり | |
| 夕立に車の行列道帰る | |
| 行列道帰る? | |
| 鴻 | |
| 夕立や雨受け桶を溢れ出し | |
| 葛切りや幼き頃の御八つかな | |
| や・かなはまずいね、幼いころのおやつってのも、紙の新聞紙みたいだ、そういう事実を報告して もそれは記録でしかない | |
| 色形多様に亘るトマトかな | |
| 多様なんて難しい言葉は使わないこと | |
| 母親に周囲かこまれ子の御輿 | |
| 大勢の母親って感じが見えないんだどうすりゃいいか? | |
| 渓流に岩魚つり上げ恵比須顔 | |
| 岩魚を釣りあげるというのは渓流と決まってる、だから渓流には余分あるいは、特別の渓流の描写 をする、恵比須顔は完全に不要、その余った字数を描写に当てること | |
| 一構 | |
| 夕立ちや待合室の窓を打つ | |
| やで切るとこうなるが、夕立がでは面白くないし | |
| 生ビール経済危機などひとくされ | |
| 葛切りや老人ホームの昼休み | |
| 禅庭花さざめくごとく雄国沼 | |
| 禅庭花が眼目でしょうが、まあ、花キスゲくらいなもんでしょう | |
| 葛切りや母の手の皺なつかしく | |
| 状況からすれば、若い母の思い出ではないのかな? | |
| ミヨ | |
| 夕立雲おつつかれけり丸木橋 | |
| 三句切れ | |
| 滴りや銅山に染み入るよいとまけ | |
| 三段の滝音かかふ嶺のねむり | |
| かかふ?、山眠るって冬の季語だし | |
| 昨夜の雨ぶつかる縁の夏あざみ | |
| ややこしい状況だな、一辺に全体像がつかめない | |
| 葛切りの膳の上りや談義僧 | |
| 談義僧ってのは職分であって、法事の後のお説教などをしてる寺の住職なんかをそう表現すること はないでしょうね | |
| 健 | |
| それ急げ夕立来るぞと洗濯物 | |
| ずぶ濡れや待てば遭わずの夕立に | |
| むかし夕立いま集中豪雨かな | |
| 面白いけどね、やはり川柳の範囲だね | |
| 哀れむや葛切り食す縁側で | |
| あな哀れなんですか、それでもいけませぬ | |
| 葛切は澱粉質の栄養素 | |
| 正しいことは言っているが、趣には欠ける |