5月のもう一言
利孟 | |
苗一人一把の田植ゑ学校田 | 石◎比 |
自販機のボトル音立て夏来る | 比 |
自販機の飲み物、季節を反映して温かいもの、冷たいものがかわるのですよ | |
毛虫焼くカンダタほどの情も無く | 美比◎ |
儀仗の白服きらめく金モール | 比◎ |
先日のバイデン米大統領来日の際などもこんな風でしたね | |
舌先に遊ばせ無味のさくらんぼ | 美 |
信子 | |
逝く春や兜太、汀子の無季談義 | 利☆比◎ |
稲畑汀子が亡くなったので作ったのでしょう? | |
日面に日裏にたわわさくらんぼ | 利☆良◎比 |
下野路行く先々の田植ゑかな | 利比 |
夏服にエプロン給食ボランティア | 利英 |
冬服でもと、季語が動きますね/生活感が良い:英 | |
窓の際まで水面密集地の田植ゑ | 利比 |
2階建てのアパートが並んでる中に残った田んぼくらいか? | |
良人 | |
象潟や植田の中に九十九島 | 利○ミ石比 |
湯治場の湯船に流る田植歌 | 利○ミ◎石比 |
田仕事の一段落感がありますね | |
山形の旅の土産はサクランボ | 利 |
ちょっと気取って | |
里の田の田植え見つめる鷺1羽 | 利比英 |
畑では田植えはしない、里を使うのをやめましょう、田舎を詠めば句になるのは勘違い/のどか:英 | |
境木の卯の花さいて田植え終ふ | 利英 |
LINE投句になると「ゑ」の入力難しいですが、どなたも出来るだけ旧仮名にて願います | |
美恵子 | |
野良着にもビンテージ有り田植え人 | 利○ |
ビンテージ野良着ってのはちょっと無理でしょうね | |
桜桃を目掛けてオナガ一斉に | 利 |
一斉に? | |
夏服や朝から下がるブラインド | 利 |
角度を変えるブラインドだと思うんだけどあれを上げ下げするって使い方が理解出来ない | |
病窓に桐の花立ち退院す | 利 |
桐の花立つは無理 | |
厚み増す盛り土の夏草古街道 | 利良 |
日光街道の土手がイメージなのね、盛り土っていうと造成地などに入れた土のことです | |
比呂 | |
稲の列曲がり植ゑ終ゆ学校田 | 利○英 |
終わる>をはる、ヤ行には活用しない/達成感で振り返ってみれば・・英 | |
青しぐれ指に当たりし探しもの | 利英 |
青しぐれ草分け探す落としもの」読んだ印象はこうでしょう(英郷さんもそう読んだようです)、或いは単に鞄の中を手探りしているのか? | |
考のイニシャルざつくり黄ばみ麻の服 | 利ミ |
イニシャルならシャツ、考の名の縫い取り黄ばんだ麻の服、ざっくりきばんだはうるさかろう、亡父を「考」というのですね、知りませんでした | |
余所余所し桐箱入りのさくらんぼ | ミ良石 |
そうなんだけど、あまり詩情が | |
ミネザクラ茶臼山に古き殉難碑 | ミ良 |
地元しかわからないのでは?、なんの殉難? | |
ミヨ | |
屈む子の髪上げし風アマリリス | 利比 |
状況設定が面倒くさいね | |
お馬さまの水飲み場跡駅薄暑 | 利美石比 |
駅、宿駅跡かなにかとも思わせるが、鉄道の駅でしたか | |
農暦田植え日記す結どころ | 利美◎石 |
結どころ?、タウエビなんて言わないから日記と呼んでしまう | |
上り梁蛇籠の流れ弓なりに | 利英 |
弓なりの流れ、蛇籠入りきれないのでは?/英郷さん、蛇籠は護岸設備のひとつだから、鮎がかかることはありませんよ! | |
夏の服少し懲らして弥次郎兵衛 | |
懲罰じゃ無いから凝らすかな?、弥次郎兵衛を作った? | |
こけしの頭なでし年月さくらんぼ | |
年月はいつからなの、こけし>山形>さくらんぼですか? | |
聖子 | |
捻り鉢巻きの父の采配田植えかな | 利○ミ |
次々と水路を開けて田水張る | 利○良美 |
手伝ひはいつもじゃんけんさくらんぼ | 利石英 |
ちょっと唐突/子供の真剣なやりとり:英 | |
英郷 | |
いつのこと上ノ山からさくらんぼ | 利良 |
うらやましい | |
逆さ樹や水面に映る田植え前 | 利良美 |
水だけじゃなくても、苗が育つまではこうですから、だけどバエルと読ませるのかな? | |
コウノトリ今年も子育て皐月かな | 利 |
5月に子育てするのは当たり前の節理で句にはならない | |
幼な児は夏服着替えて目をよこす | |
夏服に着替えるとは言わない、目を寄越す? | |
梅雨入りまえ露寇・コロナ禍に声便り | |
前回もプ寇と使ってたけど、造語は?、2つの話題を一句にも目移り、声便り?わからない。まえ>まへ | |