8月のもう一言
利孟 | |
下野の雷地より立ち宙を這ひ | 良 |
送り火の苧殻ひしひし折り積みて | 比 |
苧殻をひしと折り積みて:比 | |
吐いた泡上目使ひに追ひ金魚 | 比○ |
上目遣いが良い:比 | |
鼻緒まづほぐして入る踊りの輪 | 比○良美 |
のど自慢太鼓自慢やをどり唄 | 比美信 |
喉を使った方が,NHKではないから、盆踊りでよいかなと:信/ | |
比呂 | |
この世には無き物咲かせ水中花 | 利☆ |
試し打つ雷神太鼓遠山に | 利○比良 |
櫓の縄締めあげ流す踊り唄 | 利○ |
割れ鏡夏空四角五角かな | 利ミ○美 |
アラアラですが:利/着眼が面白い:ミ/万華鏡じゃないが、夏空の映り込みの何とも言えないおしゃれな句:美・ | |
海の家閉ぢて踏まるる貝細工 | 利信 |
信子 | |
窓、廊下朝の風入れ盆支度 | 利☆比美 |
句点はいかがか?:比/ありでしょう:利 | |
足裏より馴染みて弾む踊り下駄 | 利比ミ |
日雷官庁街のビル灯り | 利 |
二人居て二人の叫び稲光り | ミ |
中段の地べたで地唄秋祭り | |
中段の地べた?<、おくんんちの風景だが、 | |
良人 | |
踊りの輪時に広がりまた元に | 利○比○ |
日光へ雷を呼び込む杉並木 | 利信 |
高さが呼び込むようで面白い:信/ | |
踊りつつ唄口ずさむ若女将 | 利ミ |
風上の盆唄闇を流れくる | 利比美信 |
流れ来ての方が:信 | |
盆踊り櫓と踊り手月の下 | |
月が季語として付きすぎる、見たまんまではあるのだが | |
美恵子 | |
盆踊り終い太鼓に闇迫り | 利○良○ |
迫る闇と体言止めも:利/闇迫ると終い太鼓が響きあう:良 | |
宵祭り囃子の勢い最後まで | 利比 |
雷鳴や泣き虫の子は旅経ちて | 利ミ |
旅立つというと亡くなったかと:利/子供が成人してと:ミ/ | |
新調の揃いの半纏盆踊り | 利良ミ |
半纏、半被、今はどちらをどうと区別はないといっていいでしょう:利 | |
尺玉に仰け反れば聞ゆ花火音 | ミ比 |
尺玉に仰け反ればは面白い、が音はまずその場で聞こえますよね:利/目の前にある、尺玉や仰け反りてみる大花火:比 | |
英郷 | |
遠雷やテラスに雨の忍び寄る | 利○ |
自然に読んでいて結構 | |
コロナ禍や浴衣懐かし盆踊り | 利 |
盆踊りと浴衣当たり前すぎ、コロナ禍というならもっと本質的なものを象徴しなければただの川柳 | |
盆踊り先立つ妻を友は偲ばむ | 利 |
偲ぶといえば、生きてる人のことじゃないでしょう:利/長すぎるでしょう:比 | |
鉦太鼓甦りしや盆踊り | 利 |
軽雷や雷宇されたし宵の盃 | |
雷宇されたし?、入力ミス?、 | |
ミヨ | |
盆踊り男踊りの年増かな | 利○ |
年増が俗:比 | |
花ユッカ軒の風鐸音も出ず | 利比 |
ユッカに風が来てもあまり動かない、音が出ないというと、壊れた? | |
送り盆真菰の馬の足疲れ | 利比良信 |
山芋のひげ根ちりちり空暮るる | 利信 |
とろろにするのに、焼いているのかな、わかりづらい:利/空が?:比 | |
登山靴紐締め直す道標 | 利比信 |
分岐で紐を締め直すが面白い:信 | |
月山のゴンドラ急かす遠雷 | 良美○ |
月山のゴンドラてのが、ほかのものとどう違うのかイメージできない:利/山の雷はすぐに近づくというはらはら:美/ | |
蕎麦がきの丼ぬくし利休箸 | 比美 |
蕎麦がきは冬だ、利休箸は品が良すぎない:利/利休箸が置いてある写真のようで:美/ちと早いか:信 | |