4月のもう一言
利孟 | |
若駒の足のもつれて駆け初める | 比石ミ美 |
仔馬はそんなかけ始めかな:石/ | |
若駒の草食みてまた探る乳 | 比ミ美○ |
温かみのある:ミ/草を食べたり、お馬の親子:美/ | |
七つ道具付け巡る庭夏近し | 比〇石美 |
いろんな道具を持っての季節:石/庭の手入れに苦労しているので:比/ | |
次の間に溢れて床の牡丹の香 | 比 |
ベランダに吊られ横目の鯉幟 | 比 |
大川の引波に揺れ花筏 | 比 |
グリーンピー絹莢豆の花は実に | |
苦し紛れでなんともはや、自戒 | |
美恵子 | |
潤む目で跳ねては戯れて若駒や | 利☆比 |
下句の4音を「や」で整えるのは苦しいです | |
聖子似の友も還暦スイートピー | 利△比 |
松田聖子も60過ぎてることだし | |
年度開け背表紙を付け編綴す | 利比 |
その通りなんだろうけど、読み手にも分かるように言って欲しいのね | |
川縁に光集めて花筏 | 利比 |
山椒の香るおにぎり夏近し | 利 |
山椒を季語にせずに詠むのは難しいね | |
苺よこ年齢飾る蝋燭や | 利 |
そうか、数字のついたキャンドルありますね | |
若駒や人馬一体風となり | 利 |
生まれたての仔馬だから人馬一体は先の話だね | |
比呂 | |
若駒の跳ね回りては立ち眠る | 利△石○ミ美 |
立ち眠るが面白い:石/遊び疲れて午も同じ:美/ | |
恋文は出さず終ひや豆の花 | 利△ |
出さず終いはちとものぐさを感じる | |
湖は風寄する波花筏 | 利△ |
湖風波とめまぐるしい | |
大山毛欅に聞きし精霊春の雲 | 利△ |
木の芽風沼風平ら鯉の影 | 利 |
長閑けしやマイナンバーの牛の耳 | 利 |
まあ、牛の耳に標識みたいなのが打ち込まれてますが、マイナンバーではないでしょう | |
夏近しいつしか星座組かはる | |
往く春やでも、冬にいるでも季節の変わり目の季語で万能句 | |
信子 | |
河岸に咲きあふれて桜舟日和 | 利△比ミ美 |
桜の花見舟って、まあ、舟日和よりおちつくでしょう | |
ポケットに飴玉一つ夏近し | 利△比 |
飴玉一つの意味が分からない | |
夕河岸の白濃き桜散るさくら | 利△比 |
夕河岸は意味が違うし、夏の季語 | |
訓練の楯と号令花は葉に | 利△ |
まあ、かつて警察官の選者故評価は高いですけど | |
貸農園十坪の空の豆の花 | 利比〇ミ |
豆の花が可愛らしい:比/ジャックと豆の木みたい、農園と空を結びつけるには | |
那須野原の風の洗礼春駒に | 利比ミ〇 |
那須の独特の風、素敵な言い回し:ミ/ | |
もう夏の日差しと空へ呟きて | |
俳句が呟きや、ゲロですから言わない | |
みよ | |
牡丹さくきりりと垣の疣結び | 利△比石美 |
きりりとが牡丹と合う:石/ | |
小流れの戸 戸の石橋花筏 | 利△比〇石 |
こんな風景ある;石/降りて洗い物したり:比/ | |
春の駒生まれ直ぐ立つ野広し | 利△石美 |
松の芯宅配届く上がり端 | 利比石 |
宅配を置く・か?/上がり端は土間の辺りの古さか:石/ | |
灯籠の小窓けぶらす牡丹かな | 利 |
けぶらす?、牡丹がちらちらって燈籠との位置を含めて難しいね | |
遊舟の折返す辺り花筏 | 利 |
遊び舟は夏ね | |
春日さす軒灯籠の音の寂ぶ | 利 |
春日っていうと、のどかで音が無い雰囲気だよね | |