8月のもう一言

利孟
生ぬるき甘さ切り分け大西瓜 比〇ミ美
今は昔の実感:美/
ハンディファンピンクの風を分け二人 比石
みんな持ってるね、ピンクの風が面白い、可愛らしい:石/若い二人を彷彿と:比
暑気払ひながら足腰病む話
実感はその通りながら、ちょっと詩情がないな:石/
バスタオル腰に奴と缶ビール 比美
奴と缶ビールが〇:美/
消防車巡回熱中症警報発令中
言葉多過ぎでは:比/長い!:比
魂送るいささかやつれ茄子の牛 比美○石
盆の入りからの時間:美/こんな感じですよね:石/
人溢るSL広場夕立来る
信子
帰り待つ子の箸卓に夜の秋 利☆比美
こういう子を詠むの句が作りたい:美/ハシタクってなにかなと:比
ゲリラ雷雨赤・青・紫紺気象地図 利〇比〇ミ
紫紺が正確かも知れませんが
手花火を終ふ打ち水二度三度 利〇ミ
打水っていっちゃうと暑気を鎮める水撒き/打水も季語だし:比
朝晩の晩の目ぐすり夜の秋 利〇
朝晩に使ふメグスリとかか
雨上がる墓碑きらきらと送り盆 利比
雨を来て雨止む間合ひ送り盆
送り盆で何処へ行くの?
月明の人影人へビアホール
美恵子
散り菊の線香花火は闇に落ち 利☆
線香花火の変化ね
コーヒーを淹れて一人や夜の秋 利〇比〇石○
一人やと強調しすぎると寂しすぎるかも/夜の秋はちょっとした事と合わせた方が響いて:石/
盆の入り神社のチラシに亡父いて
お盆で、神社のポスターってどうよ
夏祭りコロナ禍以来の禁酒解け
夏祭りより盆踊りかもしれないけど
掃除終え墓前に団子とビールかな 利比
ちょっと季節感のあるビールとはならないか、父との缶ビールあたりも
夜の秋土産のチーズをあてに飲む 利比ミ
酒肴が何かを言ってもつまらん
遠花火亡父の好物をあてに飲む
父が好きだった物て作者だけの思いは通じない
比呂
節くれて合はぬ指輪や吾亦紅 利☆ミ美石
会わぬ?、嵌まらぬかな/吾亦紅と響く:美/働き、年を重ねての実感:石/
オペ室の長き赤灯遠花火 利〇石
いつまでも時間がかかる不安と音と/長きではなく消えぬではと思いつつ:石/
朝涼や丘のチャペルのカンパネラ 利石
鐘ってだけなのは寂しいかも/言葉の響きが良い:石/
茄子も瓜も傾ぎ流るる送り盆
山荘に残る灯一つ夜の秋 利美石
涼しくなった様子:美/
森風の揺らす吊り橋鬼くるみ
異国にて見しサーカスや黒ビール
イギリスだと黒は冷やさないね、異国より具体的な国、あるいはサルティンバンコとか/黒ビールと外国が良い:美/
ミヨ
四五本残る棒杭塩とんぼ 利〇
百穴墳仏陀まします夕焼雲 利〇
ら夏山や足腰らしいのいろは坂
こうかな?、
位牌堂名なき石仏盆供養
三句切れ
残る鴨本流それし水位計
コウモリの迷ひこんだり古戸袋
戸袋の中でバタバタされても/コウモリは感じで:比
敗戦の暑きすなつめ甲子園 利比
どうも甲子園の土というようですが、いまさら持って帰ってどうするのかね/敗戦で終戦記念日みたいで:比