11月のもう一言

利孟 11
飴切りのとんとかとかり神送り  比〇石
語調が面白い、切ってる人、そういう時代が:石/
溜息に濃さの増すらし冬の靄  
竹に花咲けばとやかう竹の春  比
竹に花があるのでしたか、印象的ではありました:ミ/とやこうが佳い:比
アパートの囲こみ青々大根畑  
アパートをではなくてが?/石
刈り込みの鋏の手止め返り花  ミ石美
あれ!と思って手が止まる光景:石
亡き友の妻の名を知り喪中状  比美
知り、知る?、奥さんの名を知らず:比
暮れ早し喇叭で降ろす日章旗  比石
軍隊とか、今では見ないけど、の光景で:石自衛隊:比
信子 22
山の陽の溢れ高原大根畑 利☆比
溢る高原・・悠々たる読みぶり高原大根よし:比
雲の影過る川面や神渡し 利○比〇美
雲の流れ
小春日や踏んでは均し打つ饂飩 利○比ミ
美味しそう、小春日もよし:比
残照の空の鴇色帰り花 利比〇美○
ものが一杯だな色がとても良く出ている
返り花日差しにふふと笑ふごと 利ミ
陶だぬき徳利ぶら下げ冬霞
提げた徳利や/前に作ったような、:比
小春空公園廻るBコース  比
Bコースが不明/市民ランナー:比
比呂 19
狂ひたる方位磁石や神の旅 利○ミ〇石
北指さぬとか見えるように/いろんな神様が出雲を目指すが、磁石持ってというのが面白い:石/
神わたし沖の白波船ゆする 利○
七福神の宝船めいていて面白いかも
煤けをり長押の羽子板團十郎 利○石
長押か羽子板か煤けたのは、煤けたる、羽子で面ダイジョウブ/長押に置き放しの羽子板は季語なのかな?とは思いつつ:石
巴義仲同じ顔つき菊人形 利○
菊人形の顔は別の作り物だから/面白いと思ったけど:石
湯治場へ行く橋桁に掛け大根 利ミ美
湯治場へ行くがものたりん、橋桁に、橋桁の、それとも欄干あたり
長病みの夫の微睡み返り花
冬霞隣の遠き片ほとり 利石○
片ほとりが気に入った:石
ミヨ 13
冬薔薇の枝切り株や温存す 利○比
剪定株を養生しかな、/これも良かったなあ:石/切ったのをとりおく様:比
冬かんらんの皮剥げばかほりこし 利○石
かをり濃し冬・・、かほりは小椋佳に任せて/今のキャベツは美味しい:石/キャベツでしょうね:比
プランタアの葉ボタン押し合う声日日に 利○
押し合ふ/葉牡丹の感じ
冬帽子作付けあとの畝の中 利美
畝を盛りとか
大鉢の焼きもみがらの球根芽
出障子少し開け置く満月日
月を待つくらいか、満月日は無い/これもきれいな句:石
足温器のメモリー弱押す冬日向
どういう
美恵子 10
霜道に黒き靴跡始発バス 利○比
早暁の寒さ:比
登校の列に声なく冬霞
骨折の卒寿の手術神渡し 利比ミ
大変だったけど、/お大事に:比
お裾分けの大根バッグに通勤バス
返り花指差し数える声弾み
弾む?
ざくと切り大根漬ける外厨  ミ
どんな大根漬け?
返り花顔も綻ぶ帰り道  
今日一日も佳き日なりとか、まで言わないと/帰り道が分からん:比