7月のもう一言
利孟 | |
百日紅寡夫は朱文字の比翼墓 | 比◎ |
蛮刀をふるひ伐り出し青バナナ | 比美 |
目に浮かぶ:美 | |
送り盆脚のゆるみし瓜の馬 | 比ミ友美 |
その頃になると:美 | |
水二立入りのポリタン富士詣で | ミ |
祇園会の粽蘇民の裔なりと | 比◎ミ〇美◎ |
難除けの勉強:美 | |
のんびりと続けるラリー蝉時雨 | |
デパートの開店涼風の中へ | 友 |
フードコートで1日いる人も:へ | |
比呂 | |
青大将首立て流れ桜桃忌 | 利◎ |
上下入れ替え | |
かつて遠流の島に家並みや盆踊り | 利○美 |
家並みで??となる | |
遺言書に訂正の二字百日紅 | 利○ |
加除の三カ所 | |
涼風や風鎮の房の音ぞかし | 利 |
震はせて | |
文化遺産とやバナナの叩き売り | 利 |
などと/たたき売りは大道芸で文化遺産では?:美 | |
亡き後に届く手紙や蝉時雨 | 利 |
そう、ダイレクトメールなんかは特にそれがある/蝉時雨がジーンと:美 | |
瓜茄子津端に島の送り盆 | 利 |
津端とは?>湊? | |
ともこ | |
手の窪に摘む山盛りのミニトマト | 利○美 |
手の窪は小さ過ぎ/実感あり | |
汗拭いて顔認証の受付す | 利○比 |
額の汗拭き位にしたいが、 受付機 | |
縁取りにスライスバナナパンケーキ | 利○比 |
クリームと 縁取りとかいうならもっと | |
捩花の咲く一角を刈り残す | 利比 |
下句を動詞にするとどうしてもその行為がメインになる | |
草取りの成果をながめ水を飲む | 利美 |
出来栄え/水の美味しさも:美 | |
帰省子の靴にこっそり足を入れ | 利美 |
そういうこともあろうが、一般的かというと/息子が大きくなって!:美 | |
蕎麦処窓一面の百日紅 | |
蕎麦たぐる | |
ミヨ | |
夕暮れの一時せはし蝉しぐれ | 利○比友 |
ひときわ:夕方忙しいのに:へ | |
当たり年青梅さわす八斗桶 | 利○ |
年の さはす | |
バナナ1本頬張りて朝歩行 | 利○友 |
朝歩行はないでしょう、リハビリみたい | |
並ぶ碑の水たっぷりや送り盆 | 利比友 |
墓石に水をたつぷり | |
ほおづきの染めあぐほどの小さき庭 | 利比友◎ |
朱の小さな庭がいいたいならつまらない/庭にホオズキが色づいてくる雰囲気:へ | |
七夕やぬれ縁に書く墨書かな | |
置く筆硯、墨書は | |
美恵子 | |
蝉時雨顔に帽子の昼寝かな | 利○比ミ |
どうせ季重なりだから、室内で帽子を顔にとはならないだろうし | |
風呂上がり襟抜きあたる扇風機 | 利ミ |
ちょっと色っぽい感じが結構かも | |
折り紙の短冊乱し白雨来る | 利友 |
折り紙というと、短冊を折って作ったかで、色紙、千代紙あたりが落ち着く | |
湘南や水着が並ぶ移動カフェ | 利比ミ |
好物の房甘蕉供ふ笑顔前 | 利 |
言葉多し、甘蕉の房が眼目か、遺影の笑顔が眼目かで句作を | |
送り盆いらちの父も牛に乗り | 利比◎ミ |
いらちなんて言葉は関西の芸人に言わせておけば良い | |
涼風や旬の幟出す直売所 | |
幟の 幟と言えばもう出てる、見えてるから、国旗掲揚とか、降下のような意味のある場合以外 出し入れなど不用 | |