この製作記事を紹介してから10年以上になります。
10年以上前のノートPCは、ヘッドホン端子とマイク端子が並んでいましたが
最近のノートPCでは写真のようにヘッドセット端子のみとなっています。
ヘッドセット端子は4極になっています。
そこで、3.5mmステレオプラグ4極→音声・マイク分岐ケーブルが必要になります。
4極のプラグには、現在2つの規格があるので注意が必要です。
CTIA規格のものを使います。
この分岐ケーブルを使ってみたところ、困ったことにPCが外部マイクを認識しません。
原因はよくわかりませんが、MicとGの間にはコンデンサーマイク用の電源が繋がっているのですが
トランスST-23に電流が流れるとPCは誤接続と判断するらしく、外付けのマイクをキャンセルしてしまいます。
しかし対処方法が見つかったので、「分岐ケーブルを使う場合」のところで紹介します。
PC側端子(3.5φ ステレオピンジャック)
SP OUT スピーカー または ヘッドホン出力
MIC IN マイク または Line in 入力
GND グラウンド
PC側端子 D-sub 9ピンコネクタ(メス)
RTS シリアルポート 7ピン
TXD シリアルポート 3ピン
GND シリアルポート 5ピン
※ノートPCは、シリアルポートがない機種が多くなりました。
その場合はUSB-シリアルポート変換ケーブルを使います。
RIG(FT-950)側 ミニDIN6ピンコネクタ
(接続方法は取説参照)
PC側とRIG(FT-950)側をアイソレートするため信号トランス(ST-23)を使っています。
さらに、フェライトビーズを加えて高周波対策を万全に行っています。
信号トランスは電磁誘導を受けやすいのでAC電源ラインや電源トランスなどから離すようにします。
[部品リスト]
R1,R2 抵抗 10kΩ 1/8W
VR1,VR2 半固定抵抗 10kΩ
L1~L8 フェライトビーズ FB101
T1,T2 サンスイ ST-23
D1,D2 発光ダイオード 順方向電流20mA位のもの
D3,D4 保護ダイオード 1S1555 他同等のもの
PC1,PC2 フォトカプラ TLP521
ここに電解コンデンサーを実装します。コンデンサーマイク用の電源(直流)をカットします。
容量は手持ちの2.2μFを使ってみました。
実装した電解コンデンサー。
上手く動作しました。推測通りでした。