Nゲージ蒸気機関車>2026年のメモ>C11 190 お召機(KATO)

新しいC11シリーズで3つ目の製品として、190号機がお召機仕様で発売されました。
KATOのNゲージ蒸気機関車のカタログモデルでは、これが初のお召機ではないでしょうか。間違っていたらごめんなさい。
2026.10.3
気品あるお召機の外観が見事に表現されています。
ところどころ、プロトタイプ違いではありますがマイクロエースのC11 190 大井川鐡道、トラムウェイのC11 200(お召しタイプB)も並べて紹介しています。
※注:トラムウェイの公式側前方ハンドレールが脱離していて申し訳ありません。
| KATO C11 190 お召機(2021-2) | ![]() |
KATO C11 190 お召機(2021-2) 2026年9月に発売されました。滑らかな光沢塗装に精密な飾り印刷でメカニカルな魅力が引き立っていると思います。 |
| マイクロエース C11 190 大井川鐡道・復活 (A7311) | ![]() |
マイクロエース C11 190 大井川鐡道・復活 (A7311) 2011年8月発売の190号機です。大井川鐡道の復活機(2003年)とされています。復活の際はお召し機に準じた塗装に仕上げられました。 |
| トラムウェイ C11 200 お召しタイプB(TW-N-C11XD) | ![]() |
トラムウェイ C11 200 お召しタイプB(TW-N-C11XD) 2018年11月に「第三弾」と称して発売された、お召機のC11としてはKATOの先輩。宮崎行幸お召し列車牽引機を可能な限り再現、とあります。 |
Nゲージ的にちょっと引いて見た感じです。とってもいい感じですね。
| KATO C11 190 | ![]() |
KATO C11 190 |
| KATO C11 190 | ![]() |
KATO C11 190 両サイドをまたいでいるサイドタンクの揺れ止めは前方1箇所。 |
| マイクロエース C11 190 | ![]() |
マイクロエース C11 190 サイドタンク揺れ止めは前方1箇所でKATOより少し大きめに表現されています。
ボイラー上の細い配管には色入れがあり、銀色のハンドレールは金属製です。 |
| トラムウェイ C11 200 | ![]() |
トラムウェイ C11 200 サイドタンク揺れ止めは前後2箇所です。ボイラー本体はダイカスト製ですが特に違和感はありません。ナンバープレートは赤塗装された金属板に金色で平面印刷されています。 |
走りはやはり最新のKATOが頭一つ抜けている感じです。私が持っている中では、リニューアルされた初回のC11(品番2021)よりもさらに安定しているように感じますが、それが個体差かどうかはわかりません。今回自分が買った1両しか走行させていませんので…。

KATO
日章旗と紋章はユーザー取り付けで、やや手順が複雑なので破損しないよう注意が必要です。
紋章の金色は素晴らしい輝きです。隠れていますがライトは大型で銀色の縁取り付きです。
銀車輪のため通電式先輪のスポーク部がやや目立つ感じでしょうか。

マイクロエース
デフには大井川鐡道のマークが印刷されています。
つかみ棒やカプラー解放テコのステーは今見るとかなりマッチョですね。

トラムウェイ
紋章と日章旗は取り付け済で、紋章は左右のつかみ棒も一体です。なお他に金色のつかみ棒単体も2本付属していました。
前カプラーはカトーカプラーNやマグネ・マティックカプラーと連結可能です。

KATO
KATOの前面を上方から。大型ライトは消灯時も真っ黒にならず見栄えがよいです。
日章旗は後方のV形の2本のステーを、煙室扉上部の手すりに引っかけて固定する構造です。下端はつかみ棒を内側から挟み込むように固定します。
私はうっかり日章旗の片側の柱を折ってしまいました。つないだので写真ではわからないと思いますが、強度が落ちているので部品は注文しました。2本入り660円(10%税込)です。

KATO
ライトは後部も点灯し、その両側に四角い通風口が付いています(ユーザー取付)。ハシゴは上部がすぼまった形態です。
恐らくキャブのドアの縁取りの印刷を楽にするためだと思いますが、ドア後部の手すりのモールドがなくなっています。
キャブ側面の札差も金色の印刷のみで表現されているため平面です。KATOは時々こういう方法をとります。

マイクロエース
後部ライトはダミーですが上部のレンズカットが表現されて銀色に塗られています。
このキャブはもともと2次形用のデザインで、下部のラインの高さを少し上げて3次形のように見せています。

トラムウェイ
後部ライトは点灯式です。後部通風口も付いていますが大きさ・位置は当時の実機とはやや違う気がします。
増炭枠はパーツが付属しており、写真では取り付け済です。ちゃんと上部のハシゴを逃がすように形が作られていました。

KATO
KATOの後部です。キャブの屋根上にアングル材が並んでいる様子がモールド表現されています。
後部カプラーは付属のナックルカプラーに交換してあります。

KATO
当たり前のことのようにやってのけていますが、最新の品とはいえ素晴らしいディテール。塗装も滑らかでした。

マイクロエース
やや古い製品がベースになっていますが、印刷が得意なマイクロエースは一通りの表現はこなしていました。

トラムウェイ
シンプルですが全体のディテール粒度が揃っていて悪くないと思います。煙突の後ろの消音機の先端が非常に細いので注意ですね。

KATO
今のNゲージはこれだけ拡大しても成立するのですから本当にすごいです。

KATO
ボイラー前方を後ろから見たところです。実機にならい、煙突の後ろの消音機が右側にずらして配置されています。

C11 171
前回の製品で、黒色車輪に合わせ、ロッド類の色・特にクロスヘッドのプラ部品の質感が変更されていました。

C11 190
今回の190号機は銀車輪のためだと思いますが、クロスヘッドの色は以前の銀灰色になっているようです。

これは初回のC11(品番2021)です。黒色車輪に銀灰色でKATOや他社のスタンダードでした。

付属ナンバーのうち、この製品に適合するのはC11 190(3次形)ですが、ほかにC11 61、C11 62(2次形)も付属しています。
そのまま取り付けて雰囲気のみ味わうか、改造用のサービスパーツかなと思います。
他に無地のナンバーがあるので、これを使って凹みを埋め、今まで市販されていた金属ナンバープレートを貼り重ねて使うなどの利用もできるかもしれません。

KATOとマイクロエースのC11 190を背中合わせにしてみたところです。
まあやっぱりマイクロエースは背が高いのですが、期待したほど高くはないかな(笑)と。マイクロエースの形として全体を見慣れてしまっていますからね。
KATOのC11も順調にバリエーション展開されていて楽しいです。基本の完成度が高いので、派生品の完成度もおのずと高くなっているのかなという気がします。
あと、地味に4次形を望む声もあるかなという気がしますが、今後どうでしょうか。新橋のアレとか個人的には期待してしまいます。

以上、何か気が付きましたら追記することはあるかもしれません。
たまにこういう製品でも出ないと、せっかくのお召列車1号編成もなかなか活躍できないですね。私が持っているのは以前の生産品ですが、大事にしていますのでまた走らせて遊びたいと思います。