夢は記憶を再構成している

人物・動物・物は左側頭葉に記憶されている。


前頭葉に近い方から、人物の記憶領域があり、その隣に動物、
後頭葉に近いところに「物」という具合だ。

きちんと区分けされているわけではない。
人物・動物、物を記憶するニューロンクラスターは
ばらつきながらも、ある程度まとまりがあるということだろう。

エピソード記憶は、「場所」「状況」「人物/動物」「物」を構成要素としている。
「場所」と「状況」は脳の別の領域(海馬に隣接する大脳嗅内皮質)に記憶されているから、
エピソード記憶の4要素をつないで、同時発火させる装置が必要。

それが海馬ということになる。

4つの要素を錐体ニューロンでつなぎなおそうとしているのが「海馬」であり、
新皮質に移動している「弱いつながり記憶」を見つけ出し、
新奇体験という「短期記憶」と結びなおしをしてネットワークを更新する。
その際、随伴現象として夢をみる。

デフォルトモードの脳は、エピソード記憶を再構成しながら
ニューロンのネットワークを点検し、意味記憶をアップデートする。
意味記憶は過去の経験や知識をもとに再構成されるものであり
スキーマはこの再構成を助けるテンプレートのような役割を果たします。
あなたのスキーマが主役となり、記憶を再構成しているのです。
このスキーマこそ、認識の枠組みなのですね。
夢はスキーマという型枠を繰り返し利用しているわけです。

https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/ensyu.html