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忘れるために思い出す 海馬が記憶の管理をしている。 海馬が脳から取り除かれても、古いエピソード記憶を想起することはできる。 しかし、海馬がないから、あたらしい記憶はつくれない。 ネットワークを構成することができないからだ。 古い記憶には関連付ける「タグ」がついていて、海馬を介さなくても想起に支障はない。 ただ、海馬なしでは古い記憶はいつまでもそのままで忘れることもできない。 思い出したくない記憶もある。 忘れてしまいたいと思うなら、その記憶を思い出さなければならない。 なぜなら、思い出すことで、「タグ」の付け替えができるからだ。 夢見の機能は、そのような消し去りたい記憶を思い出し、新たな短期記憶とつなぐことで 新しい記憶として、そして少し異なる記憶としてネットワークを構成する。 この繰り返しをすることで、忘れたい記憶は、消し去りたい記憶は、別の記憶へと変容していく。 不安な夢を見るのは、不安な状況を乗り越えるために、記憶の入れ替えをしているからだ。 友達のミンチ 「よいか」さんの夢
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