生存の準備としての性的な夢

夢見は生き残りのために「闘争と逃走」をシミュレーションする機能だから、

不安な夢、いわゆる「悪夢」が多いし、それと同じくらい性的な夢もたくさんあります。

たとえば、追う・追われる、殺す・殺される、食べる・食べられる、襲う・襲われる、
競争する・逃避する、生まれる・死ぬなどの「死ぬか生きるか」のテーマがまずあり、

成功する・失敗する、試験がうまくいく・試験に落ちる、美しくなる・醜くなる、
何かを得る・何かを失う、攻撃する・攻撃される、成長する・退化する、
落ちる・飛ぶなどの「社会生活における不安」をテーマとするものがそれに続いてくる。

そして、性行為をする・性行為をされる、排泄ができる・排泄がうまくいかない等の
「性的・生理的に不安」な夢も数多く創り出されるのです。

性的な夢は、子孫を残す、遺伝子をつないでいくという本能的な準備のために、
予想もしないような夢表現で、本人は全く意識もしないような状況においてもたらされます。

性的な夢は、性的な行動より先に生じるということです。
おそらく、なんらかの偶然により、性的な刺激が夢見者に加わり、
そのことによって性行動をコントロールする脳領域のニューロンネットワークが生起され、
思春期の生殖器皮質に快感をもたらしながら、順次、育成されるのではないかと思われます。

https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/saotome01w.html
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