夢と意識は同じ装置から生まれる

小脳は大脳と同じように2つの半球に分けることができる。

半球間をつなぐニューロンつながりはない。
小脳が損傷しても、あるいは取り去っても「意識」は残っている。小脳は意識とかかわらない。

意識は脳のどの部分に棲みついているのか?
視床と大脳皮質にあると言われている。

小脳は800億のニューロンがある。でも、横のつながりがない。
視床と大脳皮質には200億のニューロンがあって、相互にシナプスつながりがある。
双方向のやりとりがあるのが意識の始まりであって、夢はその一形態といえる。
もちろん、他の脳の部分とのやりとりもあるが、一方向に流れるインパルスであって、
意識そのものを生み出す仕組みを他の部分はもってはいない。
大脳辺縁系である海馬、偏桃体、帯状回は夢のスタートアップセットですが、
意識そのものや夢を生み出しはしません。

意識や夢を生成するニューロンは意外に少ない感じがします。
脳の表層である大脳皮質から、深部である大脳辺縁系との間に
いったりきたりの往路・復路のニューロンネットワークがあって、
それらが同時発火することで、0.5秒程度で意識や夢は生み出されます。
そして、ひとまとまりとなって「10秒ほどのシネマ」が夢ということになります。