AIは夢に興味はない

最近のスマホのイメージセンサーの画素数はとてつもなく、

1000万ピクセルを軽く超えています。
人間の感覚器である眼球の中心視野画素数は700万程度、
視野全体ですと約6億ピクセルと推定されていますが…。

心臓のペースメーカーのように、眼球のかわりにイメージセンサーが
眼球の部分に埋め込まれる日がくるかもしれません。
言い換えると、眼球は代替可能な生体部品だということ。

それでは脳はどうなのかということになりそうです。
小脳は交換可能なのではないかと思います。すでにロボット工学は実証しています。
中脳から延髄にかけての「生命維持」にかかわる脳機能も医療機器等が引き受けてくれます。

すると残るものは、大脳皮質(視床を含む)となります。

大脳皮質の知的な作業はAIが人間の能力をはるかに超えていますし、
本体のコンピュータとリンクさせる端末を生体に組み込むことはできそうです。

夢内容を情報として、AIに学習させれば、
まさに人間が見そうな夢を提示することはできるでしょう。
でも、それらの夢を活用することをAIは選ばないだろうと思います。
つまり、AIと人間の夢の取り扱い方はちがうかもしれないということです。

なぜなら、創り出した夢に、AIは価値を見い出さないからです。
そもそもAI自身にかかわる情報と認識しないでしょう。

夢そのものが汎化されれば、そこで学習は終了します。
AIにとっては夢は単なる学習対象にすぎません。
汎化の性能が高められればそれで充分なのです。
AIがさらに進化すれば、人間の脳は外部装置としてAIを受け入れるようになるでしょう。
そうなると人間らしい脳の機能として残るのは「夢」だけかもしれません。
不要にみえるような「機能」ですが、自分らしさを維持してくれます。
将来的には、夢見の機能もAIが代替することも可能でしょうが…。
夢見の部分を手渡してしまうと、意識そのものも、誰のものなのかあいまいになりそうです。

わたしはそんなに長生きできそうもありませんから、そのような時代に生きることはないでしょう。
夢見は楽しみたいと思っています。人間ですから。

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