tamay.gif   女性  24歳 :   箱いっぱいのコンドーム?   「ホトトギス」さんの夢    ㉓  chibiz.gif
1/19の夢

長机の前に座っている私が見えます。
その私の左手前に、小さな箱が置いてありました。
 
私はボランティアグループの皆と一緒にいます。
皆、私に仕切に話し掛けます。私は笑顔で対応していました。
 
突然、知らない女性と男性の場面に入れ代わりました。
私がいたところに、女性が座っています。
男性は女性に向かい合って話し掛けます。
 
女性は嫌々ながらもセックスをOKしたようです。
 
箱の中身はコンドームでいっぱいです。
女性は一つ手に取り、男性に向かって
『でもコンドームはちゃんと付けてよね』と言いました。


実はこの夢は「高速道路」の夢の、一つ前に見たものです。
内容が少しショックだったんで、診断をお願いするか躊躇してしまったんですが、
やはりお願いしようと思いました。
 
入れ代わった女性は、もう一人の私なんでしょうか?
男性に対して、さらっとOKしてしまったんで、凄くショックでした。





Q 1  男性に対して、さらっとOKしてし まったんで、凄くショックでした。

     

    セックスをする夢は・・・コミュニケーションを円滑にしたいという思い があるということ。

    良好な関係を維持したいとき、あるいは・・・うまくいかない相手との距 離を埋めたいと思うとき・・・

    セックスという行為で・・・相手を受け入 れ・・・接近を試みるのかもしれません。

     

    無防備な状態になって・・・相手の快感を引き出す表情・・・それが笑 顔。

    緊張感を解消する「効果」があり・・・同時に・・・相手の「攻撃」を避 ける手段にもなるのですね。

    つまり・・・夢で笑うのは・・・相手から攻撃 されたくないための「弱い先制攻撃」だということ。

     

    さて・・・長机と小さな箱があって・・・そこに座っているときに・・・

    知らない女性が・・・あなたがいたところに座りましたから・・・

    あなたが感じているように・・・知らない女性はあなた自身ということに なるでしょう。

     

    話し合いの結果・・・あなたがすることになったのは・・・箱いっぱいの コンドームの処理。

    相手にコンドームを手渡し・・・その「活用」の促進を相手に承認させる ということのよう。

    それを円滑に実行するには・・・嫌々でも・・・セックスをしなければな らないのですね。

    相手側の要求に応じて・・・自分の気持ちを抑え・・・

    「セックス」や「笑顔」を使って・・・奉仕しなければならないというこ と。つまり・・・ボランティア。

     

    あなたにとって・・・ボランティア活動は・・・どんな意味をもっている のでしょうか?

    不思議なことに・・・あなたが緊張を感じてしまう場面は・・・ボラン ティアグループにあるのかも?

    仲間とのコミュニケーションにあるのか・・・ 活動そのものにあるのかはっきりしませんが・・・。

     

    コンドームは・・・セックスをしても・・・精液が身体の中に入らないよ うにするためのもの。

    「妊娠」という結果を引き出さないために・・・相手からの影響をブロッ クするものですね。

    コミュニケーションを求めているのに・・・肝 心なところで・・・相手そのものを受け入れていないというイメージ。

     

    相手とのコミュニケーションをうまくコントロールし・・・円滑な関係を 維持したいために・・・

    嫌々のセックスとか・・・笑顔での対応というような消極的な「攻撃」を しているということ。

    それでいて・・・相手には義務的な補償を求める「遠慮のなさ」が・・・ あなたにはあるのかもしれません。

    「でも、コンドームはちゃんと付けてよね」と言っているのは・・・そう いうわけ。

     

    夢見のあとにショックを感じているのは・・・そういう自分が嫌いだから かもしれません。

    新しい自分に生まれ変わるために・・・このような夢の展開を用意したの でしょう。成長につながる夢。 

by エリカ      





     こんにちは。うららです。ここから担当します。

    @夢の中のボランティアグループで仕切りに話しかけるのは・・・男性で すか?
    思い浮かぶ人がいれば・・・その人をどんな人だと思っているのか話して下さい。
    複数の人が思い浮かぶのなら・・・最初に浮かんだ人についてです。

    >男性・女性含め、数人の人が話しかけてきま した。
    一番最初に思い浮かんだ人は男性です。40歳ぐらいで活動の中心メンバーの一人です。
    以前診断して頂いた「電車を待つ夢」に同僚の先輩役で出て来た人です。
    無骨な態度で、しっかり「頼れる親父」の雰囲気を出してます(笑)。

    Aあなたは笑顔で対応していますが・・・どうしてですか?
    本当は・・・どんな気持ちになっているのか説明して下さい。

    >なるべく笑顔で対応する、というのはいつも の事なんですが、
    その時は・・・、笑顔の下に少し怯えたような、不安になっているような、
    どこかに壁を築いておきたい気持ちが隠されていたと思います。
    でも、これはひょっとすると、夢の中だけではなく、
    私が常時、人と向き合う度に抱いている感情のような気もします。

    B見知らぬ男性は・・・いくつぐらいの人のようでしたか?
    好きなタイプのように感じましたか? それとも・・・どうだったのでしょうか?

    >20代後半だったと思います。後ろ姿だけし か見えませんでしたが、
    好きなタイプではないです。どちらかと言えば、嫌いな印象を持ちました。

    C女性はセックスを嫌々ながらもすることになったようですが・・・
    男性はどのような方法で・・・女性の了解を得たのでしょうか?

    >「ね〜、頼むよ〜」なんて,甘えた感じで食 い下がってお願いしたんだと思います。

    D女性はセックスしてもいいとOKのサインを示したようですね。
    なぜ、女性はセックスしなければならないと感じたのでしょうか?
    その理由を・・・あなたなりに想像して下さい。

    >・・・なんででしょう・・・?
    人間関係の維持の為でしょうか・・・? 嫌がっているように感じたんですが、
    同時に「お願いを聞いてあげる」というような優越感も感じていたんじゃないかと思います。

    E長机の上に置いてある小さな箱から想像されるものは・・・何ですか?
    ティッシュボックスでしょうか? それとも・・・どんなもの?
    思い浮かんだものについて・・・それはあなたの部屋のどこに置いてありますか?

    >段ボール箱です。
    先月、クリスマスイベントの手伝いに行った時に見た箱とよく似ています。
    チャリティーイベントでして、募金をしてくれた方に、
    記念品としてアロマキャンドルをお持ち帰り頂いたんです。
    そのアロマキャンドルを入れていた箱に良く似ています。
    部屋に持ち帰った事はないです。

    Fコンドームがたくさんありますが・・・それは箱からあふれているよう でしたか?
    乱雑に入っていましたか? 整頓されて入っていましたか?
    いくつか使った後のようでしたか? それとも箱を開けたばかりのよう?

    >溢れそうなくらい入ってました。あと少しで こぼれてしまいそうなくらい。
    段ボールの蓋が一生懸命支えてました。
    入れ方はどちらかと言えば乱雑でした。単純にドサーッと入れた、という感じで。
    いくつか使ったんでしょうか・・・? よく分かりませんが・・・。
    箱を開けたばかりというよりは、あの量が最初から箱に入り切るとは思えないので、
    どこかから持って来た物もまとめて一緒に入れたんじゃないかと思います。

    G実際にコンドームを手にしたことがありますか?
    もし、あるのなら、そのときに感じたことをそのまま話して下さい。

    >いえ、ないです。

    H「でもコンドームはちゃんとつけてよね」と男性に言いましたが・・・
    言われたとおりに・・・つけてくれそうな雰囲気でしたか?
    その男性とセックスするのは・・・1回だけなのでしょうか? 想像して下さい。

    >男性は・・・嫌々ながらも付けてくれたんで はないか、と思います。
    一度OKしたら、一回では済まないと思います。きっと要求はエスカレートしていきます。

    Iあまり興味がなかったことなのに・・・
    どういうわけかやる気になっているようなものがありますか?
    もし、あるのなら・・・具体的にどんなことなのかお話下さい。 

    >なんでしょう・・・。活動グループ内で新人 担当を任されている事でしょうか・・・。
    最初はそんな事するつもりは全然なかったんです。なにしろ、私が新人でしたから。
    でも流れで任されるようになって、今ではすっかり板に付いてます。

 >では、診断しますね。




    夢診断のポイントは、セックスも笑顔も・・・相手に媚びる行為だという こと。自分そのものに自信がないから。
    コンドームがいっぱいの箱は・・・過剰なボランティア意識のイメージ。奉仕することで優越感が得られるから?

    hetakyara02.gif  笑顔の下に少し怯えたような、不安になっているような、どこかに壁を築いておきたい気持ち が・・・。

    →本当の自分を出すことができないから・・・笑顔で自分を守る必要があ るということ。

     おびえたり・・・不安に感じたりしているのは・・・あなたの「存在意 義」自体があやふやだから。

     あなたが・・・ボランティア活動に熱心なのは・・・どうしてなので しょうか?

     どこか・・・過剰なところがあるのなら・・・「活動」に依存している ということになるのかもしれません。

    hetakyara02.gif   「お願いを聞いてあげ る」というような優越感も感じていたんじゃないかと・・・。

    →コンドームの箱からイメージされたのは・・・記念品を入れていたチャ リティーイベントの箱。

     募金という相手からの「好意」に対して・・・形式的に感謝の気持ちを 伝えるための「意思表示」

     あなたの対人関係は・・・もしかしたら・・・ギブアンドテーク。期待 に対する見返りだということ。

     「優越感」を得ることで・・・存在する意味をつかみたいのかも? 彼 への愛情も優越感の裏返し。

by うらら      





Q 2   どう受け止めればいいの? どう すればいいの?

     

    あなたには・・・対人関係に不安があって・・・

    つねに警戒してしまう「臆病さ」があるのかもしれません。

    それを何とかしたいから・・・嫌々であっても・・・セックスをしている のですが・・・

    より深いコミュニケーションをすることには・・・やはり、抵抗があっ て・・・

    どこかで歯止めがかかってしまうのでしょう。 それが・・・コンドームのイメージ。

     

    箱いっぱいのコンドームを手渡さなければならない状況になってい て・・・

    「ちゃんと付けてよね」と言っているのは・・・自分と相手の役割意識を 明確にしている部分。

    つまり・・・自分はこれをするから・・・あなたはこれをしてというこ と。そこに・・・過剰さがある。

    自分のしたことに対しては・・・それに相当す る「義務」を相手に要求していることになります。

     

    だから・・・あなたのはたらきかけに対し て・・・相手が当然するべきことをしてくれなかったり・・

    それらしい「反応」が感じられなかったりすると・・・とたんに不安にな るのです。

    不安だから・・・あなたのサービスは過剰にな る。その繰り返しが・・・これまでの「生き方のパターン」

    彼に対する恋愛感情も・・・そのパターンのひとつなのかもしれません。

     

    さて、コンドームが入っていた箱から連想されたのが・・・チャリティー イベントの箱ですから・・・

    あなたが現在しているボランティアは・・・「ギブアンドテーク」のパ ターンだということ。

    あなたは・・・何かの不足を補うためにボランティアを始めたのかもしれ ません。

    生きていることの実感や充実感がないから・・・それを得るためにしてい るのだとしたら・・・

    それは・・・嫌々セックスをするようなものだということなのでしょう。 優越感という「快感」は得られるでしょうが・・・。

     

    何かをすることで・・・周囲から期待されないと「不安」だということな のかもしれません。

    同時に、相手への役割依存があり・・・あなたのために何かをしてくれる ことを期待しているということ。

     

    それが・・・あなたの「これまでの生き方のパターン」

    でも・・・相手は何もしてくれなかったのですね。十分に・・・愛されて こなかったのでしょう。

    愛されてこなかった原因を・・・自分に求めてしまうから・・・

    相手からの「期待」を必要以上に感じと り・・・自分の「義務」だと感じてしまうことになります。

    やがては・・・相手の「期待」を自分の 「欲求」にすりかえるから・・・自分を見失ってしまうのかもしれません。

     

    相手の期待を自分の義務だと感じ、それ を・・・いつのまにか自分の「欲求」だと思い始めている。

    夢は・・・そのようなアンバランスな状況 に追いこまれていることを・・・あなたに伝えてきています。

by ふむふむ      






お世話になっております。ホトトギスです。
「箱いっぱいのコンドーム」の夢の診断、拝見致しました。
お忙しい中、ありがとうございます。

今回の診断のお陰ではっきりと自覚できた事があるんです。
私の「ギブアンドテーク」の人間関係は、そっくりそのまま、母の人間関係なんですね。

以前、母の「貸しと借りの人間関係」の話をうららさんに聞いて頂いた事がありますが、
あの頃から「自分も母親と同じなんだろうなぁ」と漠然とした不安を感じていました。
でも、まさかボランティアグループの中でそれをしていたとは思ってもみませんでした。

自分では本当に「やりたくてやっている」と思ってたんです。
でもこれは、相手からの愛情欲しさに「期待」を「欲求」に摩り替えて
突っ走っていただけに過ぎないんですね。

母も同じなのですね。
父から愛情が欲しくて、浮気をされても何をされても
必死で耐え、でも見返りはなかった。
そして父を怨むようになったんですね。
そして私が父の代わりに、母の期待に必死で応えようとした。
これも幼い子供が母親に愛されたいが為の行動でしたけど、
私は24歳になっても、それを引き摺ってしまっているんですね。

ボランティアグループの諸先輩方には、私の存念を訴えてみるつもりです。
確かに、私は、グループ内でやりたい事は何一つ、やってないです。
あるのかさえ分かりません。ただ、皆にしがみついてただけです。
多分、私の考えも「一意見、一希望」として聞いてくれると思います。
本来は「やりたい人がやる」という集団の筈ですから。
聞く耳さえ持たないようでしたら、袂を分かつつもりです。

すみません、長くなってしまいましたが、一つお聞きしたい事があるんです。
「彼への愛情も優越感の裏返し」であり
「ギブアンドテークのパターンの一つ」かもしれないという点についてです。

「ギブアンドテーク」というところはなんとなく理解できるんです。
つまりは私は「こんなに貴方を想っています。ずっとずっと想っています。
振り向いてもらえなくても想っています。
でも『こんな健気な私に気付いてね』」という事ですよね?

「優越感の裏返し」というのは・・・?
「振り向いてもらえなくても想っています」というのが
「私はこんなにやってあげてるのよ」に当たるんですか?

それがつまりは「優越感」=「快感」で、
私はそれが止められない、という事なんでしょうか?

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裏返しというのは・・・表と裏の関係が逆になるということですね。
最初、表にあったものは「ギブ」という行為です。
つまり、彼のことをこんなにも想っているということ。

それによって・・・引き出された「テーク」は・・・彼の関心。
もしかしたら・・・気づいてくれるかもしれないということ。

裏返しにすると・・・彼が関心を寄せているから・・・
あなたという存在に気づいてくれたから・・・
つまり・・・彼側の「ギブ」があるから・・・
あなたは・・・彼のことを・・・こんなにも想うようになったということ。
つまり・・・「テーク」されたのは・・・あなたの方だということ。

ギブアンドテークは・・・二人の間で循環する行為のようですが・・・
実は・・・どちらか一方が起点になっているから・・・
起点側が・・・その行為を止めてしまうと・・・もはや循環しません。

あなたは・・・この「ギブアンドテーク」が・・・
彼の方から始まったと思いたいのかもしれません。
彼の方からスタートしたとなれば・・・そこに・・・優越感が生じます。
なぜなら・・・「ギブ」されたのは・・・あなたなのですから。

でも・・・実際のところは・・・その逆。

あなたは・・・自分の方から注目することによって・・・
彼の関心を引き・・・彼の関心を強化することで・・・
自分の最初の「弱い注目」を取り消しているのです。

つまり・・・自分が先に注目しなければ・・・
注目してくれないのではないかという「劣等感」を・・・
起点のひとつを消すことによって・・・入れ替えたのです。

そうすることによって・・・劣等感は「優越感」にすりかえられます。
それが・・・裏返しの優越感です。
基礎にあるのは劣等感かもしれないということ。

一度、劣等感を「優越感」にすりかえると・・・
それは相手を責める武器となります。

「注目してくれなくてもいい。それでも・・・健気に思っています。」は・・・
劣等感から出発した表現ですが・・・そこには・・・すでに「優越感」が漂っています。

その言葉や態度は・・・相手を苦しめますから。「弱さ」は武器となるのです。
武器をもっているのですから・・・優位に立っていることになります。 







【Reflection】



実際はの夢の前にみてたということですが、タイトルが、ちょっと気が引けたのでしょうか。
「性的な夢」は多くの方が当たり前にみています。
親密さを増すために、あるいは何かを受け入れるために
セックスというイメージを使います。


新奇な体験は「クリスマスイベントのお手伝い」でしょう。

チャリティーイベントで、募金をいただき、「記念品」として、
アロマキャンドルを渡すという「エピソード」


募金というのは「相手の好意」を受け取る活動です。
受け取る際は、笑顔で対応するのがマニュアル。
夢見者は、相手との間に「壁」を築いておきたいので、「笑顔」で対応していて、
どこか怯えている、不安になっている「自分」を感じていると語っています。

突然、目の前にあらわれた「男女」
消失にともなう出現ですから、知らない女性は「夢見者」
見知らぬ男性は、「ボランティアグループ」の男性のイメージをまとっている。
40才くらいで、中心メンバー。頼れる親父の雰囲気をもっている方。
先輩であり、依頼されたことは、たぶん断りにくいタイプ。

見知らぬ男性が「ね〜、頼むよ」と甘えた感じで、食い下がってきているので、
人間関係の維持のため、嫌がってはいますが仕方なく・・・
でも、どこか優越感もあって、応じたのではないかと夢見者は自己分析しています。 ※新人担当を任されてときも、そうでした。


好きなタイプではないのに、OKしました。
OKしてしまうと、1回では済むはずもなく、要求はエスカレートすると思っています。

これは夢見者の「現実認識の枠組み」ですね。

一歩足を踏み入れると、歯止めが利かなくなる。

→頼まれると断れなくなる。


関連する「弱いつながり」の記憶
ボランティア活動グループ内の担当業務。
新人担当を任されるようになり、板についている状態。
流れで任されて、いまはすっかり「お気に入り」、いくぶん優越感もある

記憶の再構成は「コンドームはちゃんとつけてよね」という部分。
つまり、相手に「要求」することができるようになったということ。
コンドームという「避妊具」で、自分への影響を無効にする「方法」を身に着けたのかも。


ところで、夢見者に影響を与え続けているのは「母親」


夢見者はあまりに無防備でしたが、いまは箱いっぱいの「コンドーム」があります。
「コンドーム」は女性性を守るものです。
一方的な侵入に対し、密接でありながらも、
「距離」を保ち、相手の影響を回避しながら、自己決定をすることができるということ。

その自己決定は、「母親からの離脱」なのでしょう。

「コンドーム」は自分専用の空間をつくるための「防護壁」


のメッセージもありそうです。


夢見者の「ある一線を超える」と「歯止めが利かなくなるのではないか」という現実認識に対し、
夢は「コンドーム」という「回避」の方法を提案しているということです。

「憧れの彼」に対する恋愛感情が、一線を超えて、歯止めがなくなり、
「不倫」してしまうのではないかという夢見者の不安に対し、
「回避」する方法があるなら、試してもいいということ。それが、夢の結論。