21日午後から22日にかけて、天候は最悪で雨模様、時々雪が舞う中、稲敷、香取与田浦のシギチと波崎、銚子のカモメをターゲットに出動した。21日午後は用事の帰りがけだったので短時間蓮田地帯を覗いてみたのだが、なんと2羽のアメリカウズラシギが元の蓮田に戻ってきていた。1月3日以来であった。同じタンボでヨロネンも確認。さらにジロネンも健在であった。22日は朝方与田浦水田を一回りしたのち波崎に入る。今日は波崎もカモメは多そうで、先ずカナダカモメの成鳥をゲットする。その後銚子に移動、このところ見られているアイスランド1Wを待つことにする。車外に出て腰を落ち着けて探せばよいのだが今日は何しろ寒い。車載の温度計では2℃、おまけに雨が降り続いており車の中からの観察にならざるを得なかった。ざっと見渡してお目当てが不在なのを確認して先ずは腹ごしらえとばかり地元「嘉平屋」さんの揚げカマボコをおかずにおにぎりをほおばる。銚子に来た時の定番の昼食なのである。その後カナダカモメが複数居るとのことで探し始める。結局この日は波崎、銚子合わせて5個体ほどのカナダカモメ成鳥を観察できたのである。さらに久しぶりのアメリカセグロカモメ(スミソニアヌス)成鳥を間近で見ることが出来た。3時間以上待っても現れないアイスランドを今日は一先ず諦めて朝方アカアシシギの情報があった稲敷市に向かう。残念ながら久しぶりのアカアシには会えなかったもののこれも暫く姿を消していたオオハシシギ16羽の群れを見ることが出来た。最後に昨日アメウズと再会した蓮田に寄ってみたが今日は空っぽ。暗いし寒いし、雨は止まないしで流石に捜索意欲は湧かず、引き上げることにした。後からの情報によると午前中にはヨロネン、アメウズ、アカアシ、オオハシなどすべて顔を揃えていたとのこと。やはりこれらの鳥たちは時々姿を消すもののこの地域で越冬生活を送っているのだろう。夏羽が見られるまで滞在して欲しいものである。それにしても寒い1日であった。 |