HOME
FN−目次

CHUSAN の FIELD NOTE
平成30年4月30日

日 時 H30/4/30
場 所 香取市、稲敷市(千葉県、茨城県)
天 候 曇り/晴れ
確認者 CHUSAN
キジ 10 コチドリ 19 トビ 28 ムクドリ
カルガモ 11 タシギ 20 カワセミ 29 スズメ
キジバト 12 チユウシャクシギ 21 ハシボソガラス 30 ハクセキレイ
カワウ 13 タカブシギ 22 ハシブトガラス 31 セグロセキレイ
アオサギ 14 キアシシギ 23 ヒバリ 32 カワラヒワ
ダイサギ 15 キョウジョシギ 24 ツバメ 33 ホオジロ
コサギ 16 トウネン 25 ヒヨドリ 34 コジュリン
  8 オオバン 17 オジロトウネン 26 オオヨシキリ
 9 ムナグロ 18 ハマシギ 27 セッカ
 ムナグロ  キアシシギ  オジロトウネン  ハマシギ
 田植えが終わった水田の畔で休息するチュウシャクシギ
4月末日、シギチの渡りの最盛期に差し掛かっているにしては情報が少ないと感じる。水田に降り立つ渡り途中のシギチはチュウシャクシギの群れに代表される。そのチュウシャクシギはすでに大きな群れが渡来していると見られ、水田のあちらこちらで小さな群れが見られるようになった。田植えの終わった水田で見られるチュウシャクの群れはこの季節、この地域の風物詩である。この後5月中旬にかけてムナグロ、キアシシギ、トウネン、キョウジョシギなどが混群を形成して水田地帯を飛び回る風景が繰り広げられるだろう。今日はそのような群れのハシリとも言うべき小群を確認することができた。一方蓮田で越冬したシギチ達の姿も今日はタシギを除いては殆ど確認することが出来ず、例のヨーロッパトウネンの姿も4月27日の2羽を最後に姿が見えない。代わりに蓮田に降り立つべき渡り途中のシギチも殆ど確認出来ず寂しい限りである。オオヨシキリの声を初認し、前回まで見られていたツグミの姿も見なくなった。季節は確実に移っていくが、コアオ、アオアシ、アカアシ、エリマキ、オグロなどの渡来はあるのだろうか? 気になるところである。