石垣島にジャワアカガシラサギとの情報を頂き、場所等の詳細は不明ながらそこそこ土地勘のある石垣島ということで遠征することを決めたのだがその後さらに具体的な情報もあり予定を2日繰り上げて6日月曜日の日帰りの予定で早朝に羽田空港に向かったのである。現地で連絡しておいた方と合流、早くも10時半前にはポイントに入りジャワアカガシラサギの上品な夏羽個体を確認することが出来たのである。しかし距離が遠いうえに畔の草が被っている。あとは動き出して近づいてくれるのを待つのみ。という訳で現場でお会いした知り合いの方々と話をしながら条件が好転するのを待つ。車の位置を変えたりしながら2時間以上にわたって持久するも動きは少なく、日差しが強まりしかも逆光気味。多少は近づいたもののベストの撮影条件にはならなかった。しかし写真的にはともかく嘴基部のブルーの婚姻色や頭部から胸にかけてのグラデーションをまとったシックな夏羽の美しさはほれぼれするほどで、自然のデザインの妙を感じ、堪能することができたのである。今年2種目のライファーを記録した後は市街地に住むの身内の家に立ち寄ることにしており、12時半過ぎに現場を離れたのである。その後は他の鳥見ポイントには立ち寄らず、道すがらの水田で見かけた渡り途中のシギチその他などを確認したのみ。そして結局は予定を変更して石垣に一泊、翌日の便で帰着することになった。
|