正月の6日に続いて今日再び近隣の公園に散歩がてら出かけてみた。前回思いがけずアトリ他の冬の小鳥に接することが出来たのだが、今日も思いがけない出会いを秘かに期待してのことであった。現地到着間もなく地元の方が数人集まっているので混ぜてもらって待つことしばし、クロジの若鳥の登場である。ここでクロジを見るのも聞くのも初めてのことである。どうやら5羽か6羽の群れのようである。全く黒味の無い上尾筒から背にかけて赤茶色が目立つ個体も混じっている。最初はクロジではないと思ったが他に思い当たる鳥もなく、色合いはクロジっぽくないが、体型、大きさ、姿勢や他のクロジと共通する動きなどでやはりクロジ♀とすることで納得する。今までに見たことのないタイプであった。その後公園内を一回り、ルリビ、アトリ、シロハラなどを確認してから花見川沿いを歩いてみる。驚いたことにハシビロガモ♀が1羽、さらにオカヨシガモのカップルも。今から20年程前にはこの川にもこれらの種類は極く不通に見られたのだが最近ではカルガモ、コガモ、少数のマガモ以外は極くたまにしか見ることが出来なくなっていた。周遊散歩道も帰路にさしかかり、人家の庭先を通り過ぎたところで今季はあまり会うことがなかったジョウビタキ♂を間近に見ることが出来た。そういえば今週火曜日に我が家の庭にジョウビタキ♀がまたやってきた。去年も今頃姿を見せ時々庭の餌台を訪れたりしながら3月中旬、南の島への遠征で家を空けるまで毎日眼を楽しませてくれたのだが、また戻ってきてくれたのだ。そんなこんなの鳥見散歩を楽しみながらの帰路であった。クロジに会えてマジ、ラッキー。
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