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CHUSAN の FIELD NOTE
平成31年4月10日

日 時 H31/4/9日
場 所 稲敷市(茨城県)
天 候 晴れ
確認者 CHUSAN
キジ オオバン 17 ノスリ 25 ムクドリ
カルガモ 10 カッコウ(S) 18 カワセミ 26 ツグミ
キジバト 11 セイタカシギ 19 ハシボソガラス 27 スズメ
 4 カワウ 12 タシギ 20 ハシブトガラス 28 ハクセキレイ
 5 アオサギ 13 クサシギ 21 ヒバリ 29 セグロセキレイ
 6 ダイサギ 14 タカブシギ 22 ツバメ 30 タヒバリ
 7 チュウサギ 15 エリマキシギ 23 ヒヨドリ 31 ホオジロ
 8 コサギ 16 トビ 24 ウグイス(S) 32 オオジュリン
セイタカシギ タシギ エリマキシギ
稲敷方面のシギチについてはこのところ大きな動きがなく、越冬してきたオオハシシギやアカアシシギなどが蓮田の変化のためか姿を見せなくなったり居場所を頻繁に変えたりと寂しい状況が続いていた。自然と足も遠のいていたのだがそろそろ渡りのシーズンインでもあり新手の渡来も期待して久方ぶりにシギチフィールドを訪れた。しかし状況は変わっておらず、先週断片的に情報のあったアカアシやヒバリシギは見付からず、エリマキシギが予想外の場所で短時間見られたのみであった。殆ど一冬を通して同じところに滞在していたセイタカシギを確認できた一方でこれも安定して見られていた毎冬の定番であるオジロトウネンを今日は見ることが出来なかった。また、期待していた新たな顔ぶれにも会えず、引き続きやや閑散とした鳥相であった。一方で蓮田は作付け準備が着々と進み、農作業に勤しむ人々の活気が伝わってくる。そんな中で冬鳥たちの動きも変わってきたようだ。頻繁に見られたカシラダカの姿はなく、タヒバリは赤みを帯びつつ間もなくの渡去の時を待つ。渡去の遅いツグミの姿が際立ち、思いがけなくオオジュリンの姿を見ることも出来た。新手も加わり華やかな繁殖羽をまとったタンボのシギチに会えるのは間もなくである。