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CHUSAN の FIELD NOTE
令和元年8月16日

日 時 R1/8/16
場 所 外房方面(千葉県)
天 候 曇り(南西寄りの強風) 
確認者 CHUSAN
ダイゼン メダイチドリ キアシシギ 10 ミユビシギ
コチドリ オオメダイチドリ ソリハシシギ 11 トウネン
シロチドリ チュウシャクシギ キョウジョシギ 12 コシジロウズラシギ
 コシジロウズラシギ
台風10号が日本海を北上している。強風域が非常に広い大型の台風とのことで、関東も昨夜からかなりの強風に見舞われており、未明には風が電線を鳴らす音で目が覚めてしまうほどであった。発見から1週間経つ今日もコシジロウズラシギは依然滞在中とのことで、上げ潮のタイミングを狙って再度出かけることにした。昼前に寄った漁港に隣接する海岸ではゴウゴウと鳴る波浪から飛んでくる潮で視界が霞み、さらに強風に乗って横殴りに飛んでくる砂つぶてで落ち着いた鳥見は出来ない。人気の少ない広々とした海水浴場に砕ける波と遊ぶミユビシギの群れを暫く観察していたが全身潮でべとべとになった上に細かい砂粒が付着してなんとも気持ちが悪い。加えて機材は潮まみれである。短時間で退散せざるを得なかった。その後14時前にコシジロウズラのポイントに到着。ここは干潟で飛んでくる砂もなくコンクリート護岸が強風を遮るため大きな困難はなく、上げ潮で狭まり始めた干潟で採餌に余念がない鳥達を近距離で余裕をもって観察することができた。1週間前に撮影出来なかったこのシギの特徴である「White Rump」の部分もなんとか撮影できて、再挑戦の目的を達成できたのである。
 ソリハシシギ  ミユビシギ  トウネン