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DARUMASHI-KIKOU PRESENTS 続・TAHITI BORABORA
おさよのタヒチ旅行記 ● ランギロア・マニヒ ●
おさよ旅行記 4
ランギ5日目 7月15日 晴
  ついにランギとお別れの日。
荷物を詰めながら、忘れ物はないかと部屋を見渡しふと目に入ったコンセント。
そうです。私たちコンセントに関してやらかしたことがあるんです。

デジカメ充電用に変圧器とCタイプ(ピン2本)のプラグ持参してました。でも室内のコンセントは全てが三つ穴タイプ。
プラグ間違えちゃったと、毎晩欠かさずフロントまで出向き充電してもらってたんです。初日はまだいいんですが、2日目以降は結構イヤな顔されて恐縮しながらも、頼んでました。

最後に引き出しをチェックしたら、備え付けのベープマット発見。あれ?Cタイプじゃーん。試しにとコンセントにさしてみたら使える。
ってことは何かい?充電器も使えるってことかい?とさしてみた。使えるー!フロントのお姉さん、そりゃイヤな顔するわけだわ。

思えばこのプラグにまつわるネタはまだまだあります。
頭の中は「3つ穴プラグ」でいっぱいだった私たち。湯沸かし器のコードを抜こうと試みるわ、村のショップで「プラグ、プラグ」と 連呼してお店の人を困らせるわ。
フランス語しか通じないお店の人に、何語を話しているのかすら判別不可能な主人は、ひるむ事なく日本語で希望を主張し続けてました。 困惑の表情で私を見る店員さん。結局見つけることが出来ずにフロントのお世話になってたのです。
これをマニヒでも繰り返すのかと思ってたので、問題解決して嬉しい!!そしてお姉さん、本当に失礼しました。

いよいよチェックアウトの時間。
2人とも名残惜しくて最後に部屋をぐるりと一周。目に焼き付けました。
出発時間まで少しあったので、大好きな水上BARへ。キアオラ・サンセットを飲みながら最後の写真撮影。
前夜もこのBARに来たのですがココナツを焼いて出してくれたんです。みなさん食べたことあります?すっごい美味しいんだから!
イカの燻製のように、噛めば噛むほど味わい深く最後は夫婦で取り合いに。今度来たらまた食べたいよぅ。


バスに乗り込んで空港に向かいました。
例によって例のごとく掌に汗いっぱいの主人は、その手で私の手を握る。不快ですっ!
そして「怖い」「まだかな」攻撃。
遠くなるランギを見下ろし、思い出に浸っている私の横でひたすら私の手を握り締め怯える主人。...だんだん見慣れてきました。

マニヒ1日目 7月15日 薄曇り
噂どおりの素朴な空港に降り立ち、小屋みたいな建物内でマニヒパールビーチの方の出迎えを受けました。
ホテル到着後にウェルカムドリンクでおもてなし。ゼネラルマネージャーの挨拶あり。そしてすぐに部屋へ。
NO35の水コテは、キアオラと比べ物にならないほどの水深。ブルーの色がより濃く感じられます。果たして主人は海に入れるのかしら...。

部屋を一通り見てから、散策とばかりに外に出た私たち。
そして目が点。なんとお隣の水コテのハシゴには全裸の女性が!!
2人して唖然呆然。固まってしまいました。
我に返って歩を進めながら主人が一言。「なんか隣の人たち遊び人っぽくてイヤだなぁ」確かに騒がしそうな気はする。
そしてその予感は的中し夜になっても高らかな笑い声とフラッシュが何度もたかれて賑やかな夜となりました。


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