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ある週刊誌の出した集計
話をまとめた時期:2004年1月
50年代 | 60年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 |
1961 1 | 1971 5 | 1981 2 | 1991 4 | |
1972 2 | 1982 1 | 1992 2 | ||
1963 2 | 1983 5 | |||
1964 5 | 1974 1 | 1984 3 | 1994 1 | |
1965 9 | 1975 3 | 1985 1 | 1995 3 | |
1956 1 | 1966 8 | 1976 2 | 1986 1 | 1996 1 |
1957 1 | 1967 7 | 1977 3 | 1987 3 | 1997 1 |
1968 8 | 1978 2 | |||
1969 3 | 1979 1 | 1989 1 | ||
1970 3 | 1980 2 | 1990 2 | ||
合計2曲 | 合計46曲 | 合計21曲 | 合計19曲 | 合計12曲 |
年代別にまとめてみました。
USA | 48 |
UK | 42 |
D | 4 |
アイルランド | 2 |
スウェーデン | 2 |
不明 | 2 |
国別でアメリカとイギリスが圧倒的に多いのは何となく仕方ないような気がします。英語が国際語で、英語圏から発した文化ですから、その言葉を使う人が有利です。集計はドイツなので、ドイツで制作した曲も僅かに入っています。アバは英語版です。ネナは英語版もありますが、売れたのは恐らくドイツ語版でしょう。自分でリメイクした版もあるようです。ここで挙がっているのは当時のオリジナル版。
複数当選 | |
2 |
アバ |
2 |
アレサ・フランクリン |
3 | オアシス |
2 |
ガンズ・アンド・ローゼズ |
2 | ザ・キンクス |
2 |
ザ・ビーチ・ボーイズ |
2 |
セックス・ピストルズ |
2 | デヴィッド・ボウイ |
2 |
マーヴィン・ゲイ |
3 |
ジミ・ヘンドリックス(・エクスペリエンス) |
4 |
ザ・ローリング・ストーンズ |
7 |
ザ・ビートルズ |
ソウルが健闘しているのは私がえこひいきしたからではありません。本当に買う人、リクエストのためにはがきを書く人、飲み屋でジュークボックスにコインを入れる人がいたということです。60年代はまだカセット・レコーダーなどは普及しておらず、テープに取るとすればあの大きいテープ・レコーダーを抱えて行かなければなりませんでした。ですからそれならレコードを買った方がいいと考える人が多かったのかも知れません。誰もがオーディオを揃えられるという時代でもなかった上、ウォークマンなどというものは無かったのです。ジュークボックスやリクエストという方法もまだ一般的だったのかも知れません。私も同じ時期日本で一生懸命ラジオにかじりついていました。
メディアが発達しておらず、不便と言えば不便な時代でしたが、それだけ音楽に価値があり、私はわくわくしながら聞いたものです。時代が変わり、音楽を持ち運びできる時代に入りましたが、皮肉なことに音楽の多様性はファンを細かく切り刻み、時代を友達と共有する、国民の大半が知っている曲というのが減って来ました。作曲をする人が自分の夢を実現するチャンスが増えたのは良いですが、「国中のみんながレコード店に殺到して同じ1曲を買う」という現象が減っています。「私の好きなこの1曲」というのがみつけ易くなる一方、一緒に楽しむ友達が減ってしまいます。両方は望めない。難しい選択だ。
シングルの1位から50位まではこちら。
シングルの51位から100位まではこちら。
アルバムの1位から50位まではこちら 。
アルバムの51位から100位まではこちら 。
アルバムのその他集計結果はこちら 。
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