明けましておめでとうございます。今年もよろしく。

一時期数が少なくてはらはらしましたが、最近はコンサートの数が増えているようです。同じミュージッシャンが色々な店で演奏をすることも増えています。それだけ町の需要が増えているのかも知れません。

ヤフーのニュースなどを見ていると、オバマ大統領候補のニュースに合わせて後ろから60年代のようなソウルの音楽が聞こえて来ます。また大ブームになるのでしょうか。

ベルリンにはジャズ・ファンが多く、自分でもジャズを演奏できる人が非常に多いです。必ずしもプロになるのではなく、趣味でやっている人もいます。ジャズは1人でもできる音楽です。ブルースもアコースティックなどですと1人でもできます。ソウルは大勢集まって教会でワーッと歌うとか、少なくとも数人が集まってバンドを作るのがクラシックな方法。友達ができる音楽です。ファンクは小型のオーケストラ規模もあります。故ジェームズ・ブラウンが率いていたオーケストラは抜群のシンコペができました。ジェームズ・ブラウンのような偉大な歌手が死んでしまい、残念ですが、去年お知らせしたようにザ・テンプテーションズやザ・フォー・トップスのように何とか継続させているグループもあります。そういう人たちも時々ベルリンに来ます。今月はファンクの部類に入るタワー・オブ・パワーの訪問があるようです。