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ファイナル・デッドサーキット 3D /
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O Último Destino 3D

David R. Ellis

2009 USA 82 Min. 劇映画

出演者

Bobby Campo
(Nick O'Bannon - ローリーのボーイフレンド、事のきっかけになる予感がひらめく人)

Shantel VanSanten
(Lori Milligan - ニックのガールフレンド、ニックの話を真面目に受け取る)

Nick Zano
(Hunt Wynorski - ヘイリーのボーイフレンド、ローリーの忠告を聞かない)

Haley Webb
(Janet Cunningham - ハントのガールフレンド、ニックの話を真面目に取らない)

Mykelti Williamson
(George Lanter - レース場の警備員、アルコールが元で家族を失う、ニックの話を真面目に受け取る)

Krista Allen
(Samantha Lane - 子連れでレースを見ている母親)

Phil Austin
(サマンサの夫)

William Aguillard
(サマンサの子供)

Brendan Aguillard
(サマンサの子供)

Andrew Fiscella
(Andy Kewzer - 妻と一緒にレースを見ていた整備工)

Stephanie Honore
(Nadia Monroy - アンディーの妻)

Justin Welborn
(Carter Daniels - 黒人のジョージに嫌がらせを言う観客)

Lara Grice
(Cynthia Daniels - カーターの妻)

Jackson Walker
(Jonathan Grove - ニックの前に座り視界を遮った男)

見た時期:2011年7月

★ 揺れ動く邦題

日本人にはすぐピンと来ませんが、英語のタイトルはこれまで《ファイナル・デスティネーション》に番号がついていました。ところが今回は《ザ・ファイナル・デスティネーション》で番号はついていません。ですので、これで終わりにするのかと思っていたら、今年のファンタに《ファイナル・デスティネーション 5》が出ます。どうなっているんだろう。

英語ではこの作品はずっと通しで《ファイナル・デスティネーション》という言葉が使われていました。邦題は1作目はファイナル・デスティネーションで、きっかけになる事件現場は飛行場。2作目はデッドコースターで、事件現場は高速道路。3作目はファイナル・デッドコースターで事件現場は遊園地のジェットコースター乗り場。そして4作目はファイナル・デッドサーキット 3Dで、現場はモーターレースの会場。回を重ねるごとに事件現場に対するこだわりがちらつきます。

2作目は事件現場とも乗り物とも全く関係の無いタイトルになっています。命名者がその後の展開を予測していたのか、していなかったのか、次は本当にジェットコースター。計らずも2作目で3作目の現場を予想したような感じ。4作目になると命名者はコースターより、デッドの方が共通項だと気づいたらしく、《死のサーキット》という名前にしています。5作目がどういう現場になるのか・・・間もなくファンタが始まるのでわざと解説を見ないようにしています。

★ ファンタ開始前にお勉強 その2

先日コールドプレイとザ・コールデストを見てファンタに備えておりますが、ファイナル・デスティネーションも1作だけ抜けていたのでファイナル・デッドサーキット 3D を見ることにしました。私は 3D は苦手なので普通の版。

★ そのマンネリさがいい

映画を見る時たいていの人は何か新しい物を見ようと思いますが、テレビなどにはマンネリさが気に入られている作品もあります。《ファイナル・デスティネーション》もそういった作品になって来ました。いずれご紹介する Rubber のように、これまで見た事も無いような趣向の作品が普通は好まれますが、時には同じコンセプトを何度も焼き直す確信犯的マンネリさもいいものです。

ファイナル・デッドサーキット 3D はまさにそれで、今回も20代の前半かと思われる若者が数人出て来ます。そろって自動車レースを見に行きます。違う性格の人たちの混合で、レースで事故が起こるのを今か今かと楽しみにしている人、本当はこういう所には来たくなかったという人など様々。

取り敢えずは何事も無く、周回を重ねて行きますが、突然中の1人、男の子の頭の中に皆さんお馴染みの奇妙な、衝撃的な内容の予感が走ります。大惨事が起き、友達も含めた大勢が残酷な形で死んでしまいます。彼がその話をしても誰も信じませんが、彼が騒いだおかげでこの友達グループは警備員にまとめて場外につまみ出され、直後に起きた本当の事故で死を免れます。

と言うわけでここからまた死に追い掛け回されます。他のバージョンでは警官だったりしますが、誰か1人半ば公的な仕事に就いている誠実な人が関わり、それが今回はレース会場の警備員です。

初回、2回目と違い、例の高校は全く出て来ません。なので、前に起きた事件を思い出しながら・・・という話には発展しませんが、妙な予感がする男の子とそのガールフレンドは事を重大に受け止め、インターネットで調べたりしながら、何とか災難を免れようとします。その2人の話を信じた警備員も加わり、3人で色々知恵を絞りますが、やっぱり上手く行かない・・・。

と言うわけでショーダウンに至るまでに全員死にます。ですので、ファイナル・デスティネーション 5 ではまた新しいメンバーを集め、別な場所で同じ話の繰り返しになるのだと思います。

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