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劇場版 チェンソーマン レゼ篇 / Chainsaw Man - The Movie: Reze Arc / Chainsaw Man - La Pelécula: Arco de Reze / Chainsaw Man - La pelécula: El arco de Reze / Chainsaw Man - O Filme: Arco da Reze / Chainsaw Man - O Filme: Reze Arc / Chainsaw Man - Le Film: L'arc de Reze / Chainsaw Man - Il film: La storia di Reze / 鏈鋸人 - 劇場版:蕾潔篇 / 劇場版 鏈鋸人 蕾潔篇

吉原達矢 監督

J 2025 100 Min. 劇場版アニメ

出演者 (声)

公安対魔特異4課

戸谷菊之介(デンジ)

井澤詩織(ポチタ)

楠木ともり(マキマ)

坂田将吾(早川アキ)

ファイルーズあい(パワー)

高橋花林(東山コベニ)

花江夏樹(サメの魔人ビーム)

内田真礼(天使の悪魔)

津田健次郎(岸辺)

伊瀬茉莉也(姫野)

松本沙羅(姫野の妹)

八代拓(荒井ヒロカズ)

内田夕夜(暴力の魔人ガルガリ)

後藤沙緒里(蜘蛛の悪魔プリンシ)

京都公安

上田瞳(天童ミチコ)

河西健吾(黒瀬ユウタロウ)

悪魔・魔人

田所陽向(トマトの悪魔)

宮田幸季(ゾンビの悪魔)

松田健一郎(コウモリの悪魔)

橘U子(ヒルの悪魔)

甲斐田裕子(狐の悪魔)

上田ゆう子(呪いの悪魔カース)

きそひろこ(ゴースト)

裕樹(未来の悪魔)

佐久間元輝(魔人)

近藤浩徳(永遠の悪魔)

駒谷昌男(永遠の悪魔)

斉藤こず恵(永遠の悪魔)

篠原侑(永遠の悪魔)

ポチタの心臓を狙う者

大地葉(沢渡アカネ)

濱野大輝(サムライソード)

 

松山鷹志(組長)

廣田行生(やくざ)

上田麗奈(レゼ)

喜多村英梨(台風の悪魔)

乃村健次(謎の男)

赤羽根健治(野茂)

高橋英則(副隊長)

その他大勢

見た時期:2025年11月

2025年ファンタにトレイラーが出た

★ ファンタ作品の間に出たトレイラー

9月にファンタで上映された日本のアニメのトレイラーで流れていた曲が良かったと書きましたが、そのアニメがファンタと同じ映画館で上映されると知り、見に行きました。ジャンルを見るとファンタで上映されてもおかしくない作品だったので、ただファンタ開催のスケジュールと合わず、普通の一般公開になったのだろうと思っていたのですが、ファンタ関係者がこの作品を取り上げなかった理由が分かりました。

劇場版 チェンソーマン レゼ篇は日本だけでなく世界で大ヒットしていると聞いていたので期待していたのですが、ファンタ向きではありませんでした。この作品を気に入るためには結構長く続いている原作の漫画を見るか、日本で上映されたテレビ版アニメを見ている必要があります。100分ほどの劇場用アニメを初めて見ただけでは内容について行けません。人物の役割を追っていると恋愛の方について行く余裕がありません。恋愛の方に注意が集まると、時々変身する登場人物の事情について行けません。

私のようなチェンソーマンの予備知識が無い者が話をまとめると、「うかつな若い男が2人のガールフレンドを得てしまって大騒動になった。以上。」となってしまいます。映画や小説の手法として、主人公がカフェにいる、途中色々ある、最後にまた同じカフェに座っているというタイプはありますが、物凄まじく大勢人や怪物が登場する作品を100分でまとめるのはちょっときつい。こういう作品を好きになれる世代というのが育っているのかもしれませんが、長年ファンタの作品を見ている者には向かない作品でした。この作品を外したファンタの主催者は、自分たちの映画祭に来る客層を分かっている!!

★ 音楽は良かった

冒頭流れるのがオープニングのテーマ曲、そして終わりにワルツの曲が流れます。この2曲はとても良かったです。藤圭子の娘さんがオープニングの歌手と一緒に歌っていました。その米津玄師は自分で曲を書いたようです。藤圭子は力のある歌手で、ステージに立ち数分間で聞く人にドラマをもたらすことができました。娘さんはポップス系のようで、歌っているのを聞いたのはこの日が初めて。なのでドラマをもたらすタイプの人かは判断できませんでしたが、発声は良かったです。

ちなみにオープニングの曲で米津玄師は映画の恋愛部分の内容は全部語ってしまったという印象でした。言葉遣いが荒い詞でしたが、あの主人公の事を歌っているのなら、ちょうどいい感じでした。

★ クラブB

近年ファンタではこの映画館のホール2を使っています。和訳すると「動物園の宮廷」という名前の映画館で、最寄りの駅も同じ名前。近くに動物園があるためにこういう名前になっています。1919年からあり、時々改築。大戦で壊滅。戦後再建、ファンタがここを会場にする少し前にも改築しています。ベルリン映画祭の会場にもなります。

劇場版 チェンソーマン レゼ篇を見た日は日本語のオリジナル版が38人用のクラブBで上映されるということだったので、そこを選びました。この日は初めて最前列に席を取りました。びっくり。席の前に足を乗せる台があって、背中はリクライニング。横になってスクリーンを眺める形になっていました。後ろの席には以前座ったことがあり、普通の椅子です。

映画にはあまり感激しませんでしたが、音楽には大満足。そしてリクライニングの席でリラックスできました。

参考:https://www.youtube.com/shorts/FFS9ruPUCGM

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