直線上に配置

蕎麦湯ぶれいく

御宿 風月無辺

2017年2月8日

 先月、富戸の[源泉と離れのお宿 月]に泊まったときに、グループ月の10%割引券を貰った。グループ月には、大川に[御宿 風月無辺]があることから、それじゃあ今回は、この[御宿 風月無辺]にしようと決めた。

 富戸駅から、城ヶ崎海岸駅、伊豆高原駅、伊豆大川駅と、伊豆急全線ウォーク3区間を歩き終え、地図に従って宿まで歩く。場所は伊豆熱川駅まで行く途中、ぼなき石のあるあたり。去年も伊豆急全線ウォークでこの道は歩いているから、見当がついている。駅から20分ほどで、ぼなき石。そこから道を右に入ったところが[御宿 風月無辺]ということらしい。

 前もって、電話で「宿までは歩いて行くから、送迎はいりません」と言っておいた。そのとき「それでは、駐車場に着いたらインターフォンでご連絡ください」と言われて、「?」と思ったのだが・・・。
 広い駐車場の奥に小さな小屋のようなものが建っているだけ。またまた「?」になってしまった。小屋には貼り紙がしてあって、それを読むと、インターフォンで連絡するとモノレールが迎えに来ると。モノレール!?
 よく見たら、小屋の横にレールがある。インターフォンで到着したことを告げ、しばらく待っていたら4人乗りの小さなモノレールが降りてきた。
 モノレールは急な斜面の木立のなかを登っていく。後ろを振り返ると大川の海が見える。まさに絶景だ。
 モノレールは4分ほど頂上へ。着いたところがロビーのある建物の前だった。

 ロビーでチェックイン手続き。ウェルカムドリンクの抹茶に、レアチーズと小豆の大福。この大福、おいしかったな〜。

 チェックインを終えると、再び外に出て、前に駐っているカートに乗る。この宿は急斜面に作られていて離れの客室に行くにはカートで移動することになる。プログラミングされていて、お客さんの入る建物までは自動運転。ちょっとした『ジュラシックパーク』気分。

 離れになっている部屋は、全て露天風呂付客室。さっそく入ってみた。あいにく曇り空。きっと晴れていたら大川の海がきれいに眺められるのだろう。少し熱めの、いい温泉だ。夜中にも2回ほど目が覚めて入ったが、気持ちのいい入り心地。
 客室露天風呂以外にも、露天風呂がもうひとつあり、そちらにも入ってみた。少し温めの湯だったが、こっちものんびりできていいなぁ。

 夕食はカートに乗って食事処。
食前酒 ニューサマーオレンジカクテル。果実入りだった。
前菜 海鮮果実和え、トマト山芋羹、鴨の八幡巻き
お造り まぐろ、真鯛、金目鯛
富士の国ポークしゃぶしゃぶ。うふふ、お造りの真鯛と金目鯛を一切れずつ残しておいて、しゃぶしゃぶにしちゃった。
カレイと温野菜のわさびソース。おおっ、ここで洋食だ。わさびソースがよく合う。
金目鯛の煮つけ。待ってました! やはり金目鯛は冬の方が脂が乗っておいしい。
蒸し物 山芋饅頭
ご飯は、テーブルで炊く金目鯛釜めしと赤だし。お腹いっぱいだけど、これなら食べないわけにいかない。
デザートは、牛蒡ショコラとバニラアイス。牛蒡の繊維を感じる生チョコ。おもしろ〜い。
 ごちそうさまでした。

2月11日記 


モノレールの頂上。面白かった


移動はすべてカートで。気分は『ジュラシックパーク』


急斜面に建つ離れ客室


客室露天風呂とベランダ


本日もよく歩きました


客室以外にもある露天風呂


お約束のあんよ


お造り。真鯛と金目鯛はしゃぶしゃぶにしちゃった


金目鯛は、今が旬


デザート。ご馳走様でした

第4区

第5区

第6区

静かなお喋り 2月8日

静かなお喋り

このコーナーの表紙に戻る


トップ アイコンふりだしに戻る
直線上に配置