第14回伊豆急全線ウォーク第 第10区 片瀬白田駅→伊豆稲取駅 約6.5km 2018年2月5日 山を越えていくルート。登り口は去年と同じ。[東泉院]というお寺を回り込むようにして上る。 ひたすら登って行くちょっとキツい道だが道路は舗装されているし、登りやすい。 道の途中はミカン畑。 ときおり向こうに風車が廻っている山が見えるが、どうも雪らしきものが見える。先月か今月初めに降ったもののようだが、まさかとは思ったが、伊豆でも高い山の方では雪が降り、積ったのだろう。 ふうふう言いながら上り詰めると、自動車もたまに通る道に出る。ここからはそれほどキツくくない坂道になる。 この道を歩き始めて間もなく下界が見渡せる個所があり、今年もしばし立ち止まって眺めた。熱川から片瀬白田までの海岸線が上から眺められる絶景ポイントだ。 その先がトンネル。持参の懐中電灯を持って歩く。 トンネルを抜けると、そこが最高地点。あとは下りだ。 今回のポイントは、右に見えてくる貯水タンクのところを左に折れる事。去年と一昨年は直進して、みかんワイナリーの前を通った。その手前には桜が植えられたアスレチックコースがあって、去年は通ったのが4月で満開だったっけ。 途中から前2回と同じ道に入る。そのあとは一昨年と同じルートなのだが、一昨年は稲取に下る道を見落としてしまって、随分と先まで行ってしまった。今度は間違えないぞと予習しておいたというのに、また見落としてしまった。おかげでひどく時間をロスしてしまった。稲取に下る道は稲取高校を回り込んですぐのところだったのを、2年たったらもう忘れていた。 やがて稲取の港が見えてきた。 伊豆急全線ウォークを歩いていて海が見えると、必ず頭のなかで『横須賀ストーリー』の「急な坂道駆け上ったら 今も海が見えるでしょうか」というフレーズが鳴っていたのだが、今日は稲取の港を見て、突然『かもめが翔んだ日』の「あなたが本気で愛したものは 絵になる港の景色だけ」のフレーズが出てきてしまった。 14時には余裕で伊豆稲取駅に着いてるはずが、結局15時近くになっていた。 伊豆稲取駅には旗を持った各宿の出迎えが何人か立っていた。私は別に送迎の予約は入れてないが、2年前にも泊った宿なので場所はわかっている。歩いて宿に向かう。 2月7日記 |