心湯の宿〜Sazana〜 2回目 2018年2月5日 一昨年始めて伊豆急全線ウォークをやったときに、稲取に初めて泊った。そのときの宿がこの[心湯の宿〜〜Sazana〜]だった。稲取は金目鯛で町おこしをしているようなところがあって、どの宿も金目鯛の煮付がメイン料理で、それに鮑の踊り焼きや伊勢海老あるいはステーキを売りにしている。悪くはないが、こう年中旅行していると、そういうありきたりの料理に飽きてきているところがあって、一昨年ネットでこの宿を知って、ちょっと料理が稲取のほかの宿とは違っていたので泊まってみた。そしたらとてもいい宿だったので、もう一度泊まりたくなってしまった。 ロビーでのウェルカムドリンクは、2年前はゆず蜂蜜というホットドリンクをいただいたが、今年はジャスミンティー。 部屋に案内されて、まずは温泉に入りに行く。2年前はまだオープン間もない時期だったらしく浴場はなく、貸切風呂を使わせていただいた。あれからすぐに男女別の浴場も完成したという案内をメールでいただき、その浴場にも入ってみたかったのも2回目の宿泊を決めた理由。行ってみたら、いい浴場が出来ていた。男風呂には他に誰も入っていなかったので、お決まりのアンヨも撮影。 16時半までに食事処に行くとパンケーキを焼いてくれるのも2年前と変わらず。コーヒーと共にいただいた。 海岸を散歩して戻り、本館の[東海ホテル湯苑]の5階展望風呂に入りに行く。2年前に来たときは夕食後に入りに行って外は真っ暗だったが、今回はもう薄暗くなり始めていながらもながらも海の景色を見ることができた。 戻って、これもやはりプランに入っている、部屋に用意されたスパークリングワインのハーフボトルを開ける。 18時夕食。 宿を申し込むときに、2年前にも泊ったことを知らせて、できたら料理を変えてくけるとうれしい旨を伝えておいたが、今は2年前とはほとんど内容が変わっているとのこと。ひょっとして料理人が変わったのかな? 最初に出てきた前菜は、2年前は3種盛り合わせだったのが、八寸と豪華になっていた。 そのあとに出ていた蛤のスープは、なんと抹茶フォンデュに! さらに汁物のお椀が来た。 お造りも鮮度もよく俄然豪華になった感じ。 海老のトマト煮もいい味に仕上げてあったし、鮑のグリルも柔らかくておいしかった。 最後の金目鯛だけは、2年前と同じ蒸し焼きだが、あんかけか煮付に変えられると言われて、あんかけにしてもらった。これが金目鯛を揚げて野菜あんかけにしてあるので、ヴォリュームがあって、さすかに腹に応えた。ここまでで、ほとんどキブアップ状態。 ところがお食事が、和風ピラフの金目茶漬け〜ブイヨン仕立て〜と知り、そりゃあおいしそうだと食べてしまったら、もういっぱいいっぱい。デザートを断るということを初めてしてしまった。 部屋に戻って、しばし腹がこなれるまで横になっている。 しばらくしたら腹もこなれてきて、もう一度温泉に入って就寝。 2月7日記 |