Jul 31. 2005 メインダイアル周辺のイメージ
メインダイアル(VFO)周辺のイメージを固める。ウェーブ電子のDDS-VFO-KITは、基板の周辺にメインダイアル(光ロータリーエンコーダ)とLEDディスプレイに、それに7個のSWと3個のLEDランプが配置される。図はそれらを配置してイメージ固めをするものである。オーナーは右利きなので右側にメインダイアルを配置し、SWやLED群は左手に置いてみた。ダイアルの操作やスイッチ類の操作は右手の人差し指を中心に行う事になる。色目は最終的にはもっとメタリック調にする予定であるが、何分にも気分なので最終値は今からは分からない。
周波数構成は未だ決めていないが、上側局発(VFO)のシングルスーパーが一番簡単であろう。VFOの周波数データからプリセレクタサーボがバンド切り替えとVCチューンを自動的に行い、常にトラッキング制御をとる様にする。バンドSWは設けず、VFOの周波数可変にのみ依存する方式である。・・・だが心配なので、念のためマニュアル操作も出来るようにする。
これ以外のノブとして、基本的なATT/RF/AF/AGC/S&VU-Meter/IF-Width・・・と考えているだけで楽しくなる。
Jul 27. 2005 シルバーパネル届く
東京ラジオデパートのSS無線からシルバーパネルが届いた。実は昨日留守中に届いていたのだが、自宅での受け取りが時間の関係で難しいため職場に配達してもらった。変わりにブラックパネルを届けなければいけないのだが、上京する予定が無いため郵送か宅配しようかと思っている。
写真は早速パネルをセットしてメインダイアルとディスプレイを試しに乗せてみた様子。好みの問題だと思うが、個人的にはブラックパネルよりこのシルバーの方が好きである。こうしてパネルイメージを作り上げ固まったところで罫書き作業に入る。S/VUメータ、スピーカーは?、その他ノブは何を出すか・・・考えるだけで楽しくなる。
Jul 24. 2005 RCサーボについて
RC(RadioControl=通称ラジコン)サーボの動作について説明する。RCサーボには写真に示すように3本のリード線が出ており末端はコネクタ処理されている。このインターフェイスは業界標準でメーカーが違っても基本的な動作は同じである。但し細部にわたる部分はこの限りではない。3本のリード線の内一般に黒がコモン線(-)、赤が電源(+)、白が制御線である。このうち電源は一般にDC4.8〜6Vを与える。但しメーカーによって考え方が違うので細部はメーカーのデータを参照のこと。信号線は制御用の信号をコモン線に対してプラス電位で与えサーボ出力を±90°可変することが出来る。どのような制御信号を加えれば良いかを図に示す。一般に低周波(50〜100Hz)周期のパルス信号で、パルス幅を可変することで制御が実現する。無線的に云うならPWMである。ニュートラル(中心)となるパルス幅を中心に0.5msのパルス幅変調を行えば±90度の可変出力が得られる事になる。なおこの方式は状態を保持するために常に制御信号を入力する必要があるのでDCサーボモーターとは取り扱いが違う。
この後PWMした制御信号の発生回路を製作しRCサーボの駆動テストを行う。制御回路は余り複雑にしないで、電圧制御(VR)により低周波周期のパルス幅を可変する回路を作る。したがって見た目はVRを回すことによりサーボの位置が自由に可変できる事になる。
しかしそんな面倒な事をしなくても、もっと良く探せば同じ形をしたDCサーボがあるのかもしれない。そうするとこれは格好の駆動装置になるのだが・・・例えば0〜5V入力で180度展開するような。どなたかご存知ありませんか?。
Jul 23. 2005 ケース到着するが・・・
東京ラジオデパートのSS無線から注文しておいたタカチのケース(MS-133-43-35B/MSC-43-35)が11時過ぎに届いた。早速組み立てたがフロントとリアパネルが黒のアルマイト処理してありイメージと違う。その旨をSS無線に連絡するが話が複雑になりそうだったが、結局シルバーのパネルを26日に発送してくれることになった。黒塗装でシルバータイプは末尾がBではなくBSのアルファベットが付くらしい。ちなみにグレイ塗装でシルバーパネルはGが付く。こちらのパネルは上京した折に届ける事でOKとなった。黒パネルの方が高価なため、送料を含めても出費は\150程度で切手でも良い旨の連絡が後で入り丸く収まった。SS無線さんの心遣いに感謝し、御礼のメールに当サイトのご案内を記した。
写真は取り敢えずくみ上げたケースとためしにメインダイアルとディスプレイを乗せて見た様子。
Sep 23. 2004 ウェーブ電子のDDS-Kit製作
広島のウェーブ電子に依頼してあったDDS-Kit(Digital Direct Synthesizer)WH-002SHG-1が宅配便で届いた。
Kitには「DDS」の他に「LED表示器」も含まれる。DDSには機械式ロータリーエンコーダが付属しているが、オプションで光エンコーダも購入。写真は組みあがったDDS基板とディスプレイ基板、それにウェーブ電子提供の裸の出力特性。出力特性の高調波は-60dB以下で、その他ノイズフロアは-85dB以下と非常に良好である。LPFと周波数設定を考慮すればノイズフロア-90dBの局発が出来そうである。
このKitは現在棚上げ状態になっているジェネカバ受信機のVFOとして使用する予定。早々に製作に取り掛かったが、少しは部品が取り付けてあるのかと内心期待したが、取り付けてあったのはANALOG DEVICESのDDSチップAD9851BRSのみであった。作業は、カラーコードや数字コードの読み方を知らないと一々変換表などを見る必要があり時間がかかる。またある程度回路図が読め工作経験がないと完成はちょっと辛いかも知れない。半田ゴテは15W程度のもので十分。それにしても1.25mmピッチのICパッケージの半田付けは中々スリルがあって楽しい。Test&DataコーナーにDDS製作記をアップしたので詳細はそちらを参照されたい。