| 日付 
 | 地点と 発着時間
 | コース・行動の状況 
 | 
| 8/3 
 | 集合 檜尾橋
 | 名古屋市芸術創造センター=中央道=駒ヶ根IC=菅の台 菅の台=バス=檜尾橋
 | 
| 8/4 
 晴れ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 曇り
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 | 発 6:35 
 
 着 7:15
 | ・檜尾橋から太田切本谷までは取水口巡回路を利用する。道は水平で、よく整備されていて歩きやすい。本谷に出ると吊り橋で右岸に渡り、また左岸に渡ると取水堰堤。フェンスを乗り越えて上流に出る。 | 
| 取水堰堤上 1300m
 | ★この地点で左から悪沢がナメ滝となって合わさる。遡行準備をする。花崗岩の白くて明るい沢だ。 | 
| 発 7:50 
 
 
 
 
 着 9:03
 | ・出発してすぐ大岩を左から小さく巻くと、ナメ滝になる。ナメ滝の左側に5mほどの大岩が二つ並んで間にトラロープが垂れている。右側の側壁には切れたトラロープが垂れている。ルートは左の岩しかないが、ハングしていて登れない。早くも敗退か??40分ほど悩んだ末、流木を立てかけ、トラロープにアブミをセットして空身でようやく越えることができた。その上は左のトラロープを使って越える。このあたりはこの古いトラロープかないと通過困難だ。 | 
| 魚止め滝上 | ★これといった特徴はない小滝だが、ここからゴルジュが始まる。 | 
| 発 
 着 9:37
 | ・糸ダル沢が左から入ると側壁が大きく立つ。しかし太陽が真上から照っているので圧迫感はあまりない。数メートルの滝が続くが渡渉とへつりで抜けられる。一カ所左から泳いで越える部分がある。 | 
| 休憩 | ★思ったより容易なゴルジュで安心する。 | 
| 発 9:53 
 着 10:40
 | ・一カ所右を10m確保して登り、5m懸垂下降する部分があるが、それほどの困難はない。 
 | 
| 梯子ダル沢出合 | ★右側から40mの滝をかけて梯子ダル沢が合わさる。美しい滝だ。 | 
| 発 10:55 
 着 12:45
 | ・6mの滝を左から越えると、あとはゴーロとなる。白く明るい沢を、左右から合わさる30〜40mクラスの滝を眺めながら歩く。途中で30分ほど休んで釣りをしたが釣れなかった。 | 
| 東熊沢出合 | ★右側から東熊沢が広いゴーロとなって合わさる。東熊沢に向かう | 
| 発 12:50 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 着 15:50
 | ・ゴーロを10分ほど登ると、きれいな二段30mほどのナメ滝が現れる(登山大系では省略されている)。左側から登るが、意外とテクニックがいって面白い。左側からは水煙があがっていよいよ40mの大滝だ。 ・豪快な直瀑である。右側のルンゼら巻くことにする。流水のあるチムニーをアンザイレンして谷リードで登り出す。一見簡単そうだったが、左足のスタンスがないため気が抜けない。ナッツとチョックストンで中間支点を取る。微妙なバランスで10mチムニーを登るとガレたルンゼになり、さらにザイルを伸ばして45mでようやく立木でビレーする。後続はザイルが動くだけで落石が起きる。中村のザックに一つが直撃して中のタッパーが割れた。さらに2ピッチ目はブッシュとガレたルンゼを20m登る。
 ・そこから左にノーザイルで灌木帯をトラバースしていくが、急なザレ帯に入って一瞬失敗かと落胆した。しかしなんとかトラバースでき、ヤブに入ってしばらくで滝の落ち口すぐ上に出た。この高巻きで2時間を費やす。
 | 
| 40m滝上 | ★何とかゴーロまで抜けなくてはいけないので急ぐ | 
| 発 
 着 17:00
 | ・すぐに10mナメ滝が現れる。谷はノーザイルで左の垂壁を直登。他の二人は左を少し回りこんで右上バンドから登るが、時間を費やす。それからはようやくゴーロになる。 | 
| 1900m地点 
 
 | ★岩が多くてなかなか快適なテン場は見つからないが、整地して何とか三人分のスペースを作る。長い一日だった。薪は豊富でよかった。 | 
| 8/5 
 曇り
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 | 発 6:35 
 
 
 
 着 8:14
 | ・5:00起床。ゴーロを登ると左から40mくらいの滝をかけて支流が合わさる。やがてゴルジュになり、10m滝は左から小さく巻くがバンドのトラバースがちょっといやらしい。すぐ上には20m滝がかかる。左のフェースを谷リードで登る。岩は硬いが、支点がとれず怖い。結局支点無しで登り切り、チョックストンでビレイする。 ・そこを過ぎるとゴーロとなって間もなく二俣。東熊沢本流は右。
 | 
| 大滝沢出合上 | ★背後には空木岳が大きいが、山頂はガスっている。 | 
| 発 8:30 
 
 
 
 
 着 10:40
 | ・ここからはもうひたすらゴーロが続く。浮き石に注意して登っていく。9:14〜9:30休憩。ずっと詰めていくと水が涸れ、二俣になる。右は檜尾避難小屋直下につめる沢で、左は鞍部に詰める沢。左に入る。背の高い草をかき分けて登っていくと、お花畑の中を登るようになって気分がいい。しかしその上はハイマツの海。ハイマツを避けて右の小尾根に登る。10mほどの岩峰は左から巻く。もうすぐ避難小屋だが、疲れてきたので開けた場所で休む。 | 
| 避難小屋直下 | ★縦走路を行く登山者が間近に見える。 | 
| 発 11:15 
 着 11:40
 | ・ハイマツの上を歩いてまもなくで檜尾避難小屋。避難小屋はなかなかきれいで快適そうだが、トイレはない。避難小屋から10分ほどで檜尾山頂。 | 
| 檜尾岳 2728m
 | ★空木はあいかわらすガスだが、三の沢岳、宝剣岳ほうめんはよく見える。 | 
| 発 11:53 
 着 15:25
 | ・後は檜尾根を1500m下る。長いが、500mごとにピッチを切って3ピッチで下りきる。曇っていたのでそれほど暑くなく助かった。道は歩きやすいが、展望はほとんどないので登りはつらそうだ。 | 
| 檜尾橋バス停 
 | ★バス停についてすぐにバスがやってきた。「こまくさの湯」に寄る。 |