1220年 (承久2年 庚辰)
 
 

8月6日 癸亥 終日終夜雨降る
  子の刻、中将實雅朝臣の妻家(右京兆の女)男子平産す。験者は大進僧都寛喜、医師
  は頼経、陰陽道は権の助親職已下四人なり。百箇日の泰山府君祭を行う。今夜九十六
  箇日に当たると。