1999.7-2017.8
エストニアはソビエトから独立して日が浅く 、日本人観光客はほとんど ありませんが、首都タリンは良く整備されこれから多くの方が訪れるよ うになることでしょう。見所は城壁に囲まれた旧市内で手ごろな町です。 |
あれから約20年、世界は平和になり観光ブームに湧いています。 良し悪しは別にして、移民政策を進めていないバルト三国やポーランドは、テロもなく安全だと大変持て囃されていると聞きます。 平和は一番の良薬です。今回再訪問したタリンの様子を併記してお伝えします。 |
高速艇(水中翼船)エストニアの首都タリンは、
フィンランドのヘルシンキ
からリンダラインの高速艇
で、わずか1時間半で到着
します。港から旧市内まで
は、わずか徒歩15分ぐら
いのもので飛行場より便利
です。 まだまだ、入国管理
も厳しさが残りますのでがっ
ちり印を押されます。
ロシアの寺院様式が随所に
見られ、北欧とは一線を課
しております。
一応国際線、免税品が売られます
(タリンの港に停泊中)港は整備され大型の客船が係留
されています。 タリンは狭い城
壁内ですからその混みようは、
鎌倉の小町通りを彷彿とさせる
人混みで、人のいないところを
選んでまわる有様です。 20年
は隔世の感を生み出すのです。
ロシア正教の玉ねぎ坊主からとんがり屋根が港から一望できたタリンの街でしたが、ビルも立ち並び少し
眺望悪くなりました。 いずれにせよ旧市内は右から左に首を回す範囲の収まっています龍の首があるち庁舎前広場は歩くのも大変人出で埋め尽くされています。 早朝人のいない広場です。
港を出て町のほうへ歩き始めると、白タクがやってきました。
お互い、ブロークン英語同士でのやり取りですが、
値段交渉が成立してマクドナルドのある中心街まで車で移
動しましたが、港から10分も歩けば左の丸い城壁が見える
電車通りにでますので車無しでも平気でしょう。
旧市内の中心でも、30分も歩けば行けてしまいます。
ヘルシンキを朝に出て、最終の高速艇で帰る予定を立てれ
ば十分に観光することが出来ます(旧市内のみ)
町中(旧市内)が城壁に囲まれています。
闇市と言ってはごへいがありますが観光客相手の露天が建ち並んでいます。
ロシア正教なのでしょうか、葱ボーズ屋根の
教会がデンと構えていました。
まったく変わらない風景がネギ坊主とマグドナルドのたたずまいです。 お土産を買おうにも何もなかった20年前。
あの元気の良い闇市のおばさんたちが今でも、城壁を利用した手作りのセーターや靴下を商っていました。
朝にはご覧通り毎日綺麗に手入れされ 、今では観光客の穴場として栄えています。
商店の売り子さんは皆胸に鑑札のような許可書をつけています。 東洋人は珍しいのか、おたがい片言の英語でやり取りですが、あまり見るべきものも無く手造りの工芸品が主流です。(まだチャチイ)
少し高級なガラスや皮の工芸品扱う店が何軒かありました。 とても素朴な感じを受けましたが、自由化の波で直に多くの観光地と同じになるのでしょう。
すごいと思ったのはすでにマクドナルドが進出していたことです。Canon の看板もありましたよ 日本頑張れ!
町中が、石畳で舗装され歩きやすくなっています。 西欧人の観光客が多く訪れていました。
雑誌情報ですが、治安も落ち着き安全に旅が出来るそうです。 少なくとも昼間は全く問題ありませんが、結構浮浪者がごみ箱などを漁っていましたし、キャビアを買ってくれ、なんて言うのも寄ってきます。 車も多くが旧ソ連のものがガタガタと走っています。 市電はなかなか綺麗なものが運行されています。 元社会主義国の共通点か女性の社会進出がめざましく、電車やバスの運転手は女性が多いですね。
城壁と石畳そして茶色のとんがり屋根・教会の塔がタリン旧市内のシンボルです。
城壁に作られた見張り塔、旧市内を見下ろす展望台からのながめ、カモメが鳩に交じって遊びに来ます 港の周りもご覧の通り、ヘルシンキから簡単に日帰りでき船の中は免税のため飲み物販売が半端ではありません
左がマクドナルドのエストニアの1号店、
右は城壁の下を利用した商店街です。
おばさんパワーが観光客を相手に手造
り毛糸のセーターなど暖かそうなものを
売っています。
素人目には良さそうに見えました。
許可証を胸に付けているので、まともな
商品だと思います。