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読後メモ
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2007.10/2007.12
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0711.html#yyyymmdd
2007年11月
読・観・聴・その他
11/20
(火)
最近、子どもの頃使っていたお菓子の本が3冊全部手元に揃った。1冊は親から。残り2冊は処分してしまっていたのを、オークションとAmazonのマーケットプレイスで手に入れた。
親からのは『楽しく作る お菓子』主婦の友社。
料理カラーブックというシリーズ?
昭和46年発行。本の綴じが全部取れてしまってバラバラな状態。私が買った本ではないけれど、私のほうが内容は良く覚えている。ババロアのページにコック
さんが横向きな姿が描いてあるところとか、お菓子の由来としてドイツのババリア地方うんぬん、という文句とか。このほかに2冊お菓子の本が加わったあと
も、ババロアを作るときはこの配合で作り続けていた。牛乳や生クリームの分量は「1本」という単位。板チョコ100g(50円のもの2枚)という表記で面
白い。もっと面白いのが、ロールケーキのところ。作り方のところでこんな文章がある。
ロールケーキはさっと短時間で焼くことがコツです。じゅう
ぶんにさましてからそっと巻かないと、写真のチョコレートロールのようにひびがはいります。あなたが作るときは成功させてください。(p.105)
実際、写真のチョコロールにはひびが入っている。やり直しは失敗例を載せるためにあえてしなかったのか? でも、本に載せるのに? 作った人のプライドは? といろいろ想像してしまう。
同じく親が買った『はじめてでも失敗しない 楽しい手作りお菓子』主婦の友社。生活シリーズ。昭和50年。これはスポンジケーキの失敗例が4つ、写真と原因とともに失敗を防ぐコツとして載っているのが印象的だった。でも、この本で使ったのはもっぱら「バターケーキ」のところ。森山サチ子担当。
自分のおこづかいをためて買った今田美奈子『お菓子の手作り事典』講談社。本格的でずいぶん背伸びした本を買ったなあと改めて読んでも思う。お菓子を作り慣れた人向けか。昔も今も眺める専門かな。
11/19
(月)
耳鼻科へ行って薬を処方してもらった。この先生の白衣には、アンパンマンやドキンちゃんのアップリケ(?)がたくさん付いている。待っている間、小さい子
ども相手に「ほら、アンパンマンだよ、アンパンマンを見てー」と言いながら格闘するのだ。
11/18
(日)
マーガレット・ワイズ・ブラウン
作/バーバラ・クーニー 絵/かみじょうゆみこ訳『ちいさなもみのき』福音館書店。
クリスマスの季節に。お話も絵も訳も、すべてがぴたっとはまった清くて美しい物語だった。なんでだか、歌の場面が響いて涙ぐむ。あとで人に物語を説明して
いたらまたしても泣きそうになったのでぐっと我慢した。
11/17
(土)
朝起きたら風邪をひいていた。昨日のメールで寒くなったから(私も)風邪を引かないようにね、と言われたときには人ごとだと思っていたのに、今年二度目の
風邪。今年は風邪をひきすぎている。
11/16
(金)
日曜日の約束は彼女の治りきらない風邪によって延期に。
11/15
(木)
生まれて初めてシフォンケーキを焼いた。参考書は、小
嶋ルミ『おいしい! 生地』。ただし、これは分量が直径20cm のものなので、同『知りたがりの、お菓子レシピ』に
載っていた17cmの分量を参考にして計算し直す。まだ一度目なのでこれでいいのかよくわからない。型から外したあと多少縮んだ気もする。でも、味も食感
も良かった。
11/14
(水)
『午前零時』新潮社。
午前零時をテーマに書かれた作品が13。零時にこじつけて頑張ったなあという感じのものもあったけれど、短篇集として全体的に面白く
読んだ。本を閉じてしばらく経っても印象に残っているのは、貫井徳郎、近藤史恵、桜庭一樹、石田衣良の諸作品。
桜庭一樹と石田衣良の作品を読んだのは初めてだった。石田衣良のは、冒頭の数
行で「ケッ」と思ったんだけど(なにあの腕時計の形容!!!)、午前零時が自然に使われていたと思う。桜庭一樹のは、文体が好きだったのと、午前零時がど
こに出てくるかはもう忘れているというのに、そんなのが気にならなく忘れるほどの物語の魅力を持っていた。
11/10
(土)
健康診断。数ヶ月前にさいけつしたのにまただ。「今までに気分が悪くなったことはないですか」と、お決まりの質問があったので、「悪くなったことはないで
すが苦手です」と答えて自分の気持ちを落ち着かせる。胸に手を当てて、ゆっくり深呼吸をして乗り切る。私より少しあとの人は、どうやら横になっての処置を
希望したようで、心電図と一緒のときに行うようだった。そして、そのあと、気分が悪くなってしまったこともわかった。
夕方頃から再び頭痛。
11/9
(金)
熊木徹夫『精神科医になる』中公新書
を読み終わる。
久しぶりに頭痛。早く帰って早く寝た。
11/8
(木)
きょうまでに読んだのは、谷崎潤一郎「金色の
死」と北野幸伯
『ボロボロになった覇権国家』。漫画で和
田慎二『傀儡師リン』(4)。映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』。
続・三丁目の夕日は、前作だけみて余韻を感じるのもよし、続けてみてスッキリするもよし、といった風で、うまくまとまっていました。預けられる女の子のエ
ピソードって必要か?
と思ったけど、お母さんの存在(薬師丸ひろ子)が印象に残ったことを思うと、必要だったのかもしれません。実際泣いたしな。あと泣いたのは、(ここから先
ネタバレするので読む人はドラッグしてください)小
雪が電車の中で茶川の小説読むとこね。まずタイトルにぐっときた。で、ベタすぎるその内容に。
さらにベタすぎるタイミングで小雪が
戻ってくるのはいいとして、小雪が「わかってるよ。私がいたらだめだったこと……」みたいなセリフを吐い
て、茶川にしっかり「そんなわけないじゃないか」とか否定されますが、これって、否定されるのわかってて聞いてるんだよね。「私のこと好き?」って聞いてるようなもんだよな、と
思った。でも、ベタは大好きなので、いいです。
11/7(水)
ステップベーシックで滝のように汗をかいた。始まる前は胃が痛くなるし、始まったら始まったで蹴つまずきそうになる
し、頭は一瞬真っ白になるし。それでも出てしまうのは、くやしがりなだけなのか、マゾっけがあるってことなのか?
頭が真っ白になる、ってなかなかできない体験だと思う。でも、この水曜のクラスでは当たり前になった。クラス的にはもう一つ
上のステップインターに出ている人たちが、口を揃えて「インターのが易しいよ……」という。
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