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読後メモ
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2008.2/2008.4
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。
e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0803.html#yyyymmdd
2008年3月
読・観・聴・その他
3/30
(日)
法事のため、昨晩移動で長野県の松本まで。行きの電車の中で伊
坂幸太郎『オーデュボンの祈り』を読み終わる。
夜、ホテルでテレビを付けていたら『ロス:タイム:ライフ』と
いうのをやっていて、途中からだったし、よくわからないままだったにも関わらず、なんだか面白くて見てしまう。東京ではフジテレビか。なるほど納得。せっ
かく面白いと思ったのにもうすでに放送は数えるほどしか残ってない。気づくのが遅かった。
最近は旅行をすることもほとんどなくなって、枕が違うということも滅多にないのですが、だからなのかいつもと違う寝具で眠ることが難しく思える。いつも布
団だから、ベッドで寝にくいのだろうか。ベッドのあのスプリングの具合があまり好きじゃないのかも。スプリングの上ではなく、布地の上で寝たい。
用事を終えたきょうは、せっかくなので善光寺に
行くことにした。思っていた以上に立派で広々としていて、いいところだなあと思った。
お戒壇めぐりという、真っ暗な回廊を巡り手探りで錠前に触れることができれば極楽往生が約束されるというものがあるのですが、本当に光が入らないまっくら
な場所で、いまだかつてこんな暗闇は体験したことがないほど真っ暗なのです。入ったことを後悔したくらい怖かった。おまけに出たあとに、「右手で」伝って
歩かないといけなかったことを知り、つまり、私は錠前に触れてなかったのだった。それじゃあ意味がないので、改めて暗闇を歩いてきました。二度目はやっぱ
り最初とは心持ちが違うもんだなあと思った。右手で錠前にがちゃがちゃ触れて戻ることができました。
そして、経蔵という建物の中には、経典を収めた八角形の動く蔵があります。これには押して動かすための木が付いていて、ほかの人たちと一緒にぐるぐる回す
ことができます。
なんだか善光寺ってアトラクションみたいだ、なんて思ってしまった。
3/28
(金)
少し前から歩いたりすると右くるぶしの内側や、その周辺あたりが痛いのだが、何科に行けばいいのかわからないので結局そのままにしている。明らかに転んだ
だの折っただのじゃなければ、いつかは治るだろうと思うし。動くなと言われても、そんなの無理だし。
友
達が貸してくれて初めて読んだ伊坂幸太郎は、
とても面白かった。『ゴールデンスランバー』。
会話が普通で自然で、でも素敵。じつは最初のころ、どうやら登
場人物たちが大方死んでしまっているらしいことに興をそがれてテンションが下がりつつあったのに、あれ、ちょっと待てよ、と気づいたらはまっていた。
伏線がききまくっていたところもツボだ。でも、私のこの感想は、帯にそのまま書いてあったのだった。
「精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界」というふうに。
な
んだかつかれた、と思い、もっと疲れている人もいるのに、とも思う。でも、つかれた、と言って自分を甘やかしたい。それくらいの甘えならいいではないか。
ふとするとすぐにテンションが下がりそうになるし、実際テンション下がったり、無表情になっていることに気づいたりもするけど、無理して上げても仕方がな
いし、気持ちが疲れたら休む。
お昼は一人で食べたい、と最近思う。
3/27
(木)
髪を切りカラーも入れた。なんでも、カラーには12段階の明るさがあって(数字が大きくなるほど明るい)、普通の人の地毛が4とか5のところに以前は12
を入れていたようで、ちなみに今は9。それでもずいぶん明るいと思うのだが。
3/26
(水)
平井呈一『真夜中の檻』か
ら、小説部分を2つ読んだ。荒俣宏による序文が愛があってよかった。
3/20
(木)
インフルエンザとパソコン壊れが重なっていました。
2/29(金)の午後から頭痛、翌3/1(土)もまた頭痛。熱っぽいと思いつつ、いつものように過ごすも、2(日)の夜にはっきりとわかる熱が出た。
3/3(月)の朝、
起きて熱を測ると8度5分。頭はやたらと冴えているので、会社に行くが、やっぱりつらくなってきて1時間で帰る。午前の病院には間に合わなかったので、一
度帰宅し、午後の診察に合わせて行く。
インフルエンザB型との判定が出て、タミフルも処方されたりなんかして、とりあえず帰宅して、すぐ飲むように言われたタミフルを飲んでひたすら寝るよう努
力する。が、頭も痛いし、筋肉も痛い。苦しい。夕方にはすでに9度近くなっていた。一度、へんな夢を見た。ラ・ベットラ・オチアイでバイトをすることにな
るんだけど、初日が2時から5時という。で、それに行くのをすごくいやだなあと思って、窓から飛び降りちゃおうかな、と思う夢。発想が変。たぶん熱のせい
でしょう。
4(火)は休む。5(水)の朝もまだ熱が下がらない。会社に電話をして、今週一週間休ませてください、と伝える。病院で、「熱が下がっても2日は人に
うつる」と言われていたため。
6(木)になって急に熱が下がる。7(金)にはほぼ平熱に。8(土)はエアロに出てしまう。が、ぎりぎりまで寝ていたし、帰宅後も疲れて早く寝る。9
(日)もステップとエアロ。
10(月)から会社。が、帰路の電車で猛烈に頭痛がしてきた。帰宅して、でも、おなかは空いていたので無理矢理食べて横になるも、頭痛がひどくて眠れな
い。これは、このときまだ処方されていた薬を飲んでいないせいか?
と思い、食事をして約2時間後の胃に薬を入れる。少しして、もっと気分が悪くなる。手足が冷たいし、冷や汗はかくし、頭はガンガンだし、一番変なのは呼
吸。やたらと息苦しく、自分が息をしているのかできているのかわからない。どうしたらいいかわからなくて、息をするために、「あー」と声を出してみる。で
もあんまり効果がない。過呼吸?
とも思って今度はビニール袋を口に当て試してみるもやっぱり変化ない。苦しすぎてどうしていいかわからなくて、部屋の中をやたらと歩きまわり、いよいよ
110番か、と思いつつ、がんばる。これ、もしかしたら吐けるだろうか、とトイレに入って努力したら、吐けた。苦しいかったけど、その後、だんだんに楽に
なってきた。胃の中に食べ物があまりない状態で薬を入れたのがよくなかったような気がする。それにしても怖かった。
11(火)にステップに出ると、いつも会うおにいさんがいない。最近話すようになったおねえさんが、「先週は8度5分の熱が出て休んだ」と言う。これ
は、もしや、この火曜のステップのクラスからのインフルエンザか?
と思う。そういえば、2/26(火)のステップ、先生が具合悪そうだったし、27(水)に筋トレしてたときにやたらと身体が重く感じたんだよね。29
(金)の頭痛は始まりではなかったのだ。
12(水)のステップで、そのおにいさんと会う。「先週はインフルエンザで」とお互い判明し、おまけに火曜日のステップのメンバーで合計6人が倒れて
いたことを知る。確定。
この日までは、まだ身体が本調子じゃないことが良くわかってました。14(金)からは、まあまあマシになりつつあった。
次は必ず予防接種しようと思いました。時間もお金も、インフルエンザにかかるほうが無駄になる。
パソコンも壊れ、なんだかさみしい生活でしたが、不便を感じつつ、なければないでだんだんに慣れてゆくもんだなあとも思った。
読んだ本(書き忘れも含む)。安田登『疲れな
い体をつくる「和」の身体作法』、田代和久・谷
昇・北島素幸『フランス料理にもの申す』、桜庭一樹『私の男』『赤朽葉家の伝説』、松浦理英子『セバスチャン』。ほかに、友達
が送ってくれた漫画と本の中
から漫画を何冊か。あとでまとめて書く。
18日は誕生日でした。復旧したパソコンを立ち上げるとメールが届いていて嬉しかった。姪たちからも手書きというか手作りのカードが届いて、おばちゃんは
非常に感激した。さっきお礼の電話をしたときに、「どうして“おばちゃんへ”って書かずに“○○ちゃんへ”って書いたの?」と小学一年生に聞いてみたとこ
ろ、「おばちゃんて書いたら失礼だから」と答えが返ってきた。
今までの時間を振り返ってみても、名前で呼ばれることが少なかったんだよね。ニックネームが名字由来ばっかりだったから。名前を呼んでもらえるのは嬉しい
ので、スポーツクラブで名前を教えっこするくらいの知り合いには下の名前を伝えているのですが、なかなか、名前を呼び合って会話する必要というものもない
のだった。
家にはぬいぐるみなどなく、興味もなかったのに、なんだか最近、欲しくなってしまった。カピバラさんか、ドラクエのスライムか、リラックマあたり?
とか思っていたところに、リラックマがやってきた。くったりしてかわいいです。そして、くったりしているから意外に重い。
きょう20日は久しぶりに日本へ帰国中の友達を囲んでの集まり。これも、パソコンが壊れていたため、ゆきかうメールも知らずじまいで、友達の一人が家に電
話をくれて知ることができたのだった。パソコンがないと、いまや陸の孤島的。
久しぶりの新宿が眩しいです。伊勢丹とかもね…。時にはウィンドウショッピングなどもしないと人としてどうか、と思った。でも、スポクラを休んでまで来よ
うとは思わないのよね。
姪たちへの小さなプレゼントを選びに池袋西武のサンリオのお店とかディズニーショップなどを見てみる。キティちゃんグッズのバリエーションはやたらと豊富
だと知る。カメラが意外にかわいくて参った。赤と白の組み合わせはショートケーキと一緒なのだなあ。
池袋東武内で伊東屋に寄ったとき、同じフロアに電車模型のお店が入っていたので、見るとはなしに見ていると、電車1種類でちょっとしたものでも2万近くす
るのには驚いた。でも、電車を走らせるのってちょっとすてき。はまったら深そうではあるな、とちょっと警戒した。
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2008.2/2008.4