トルコ日記28


3/30(木) 晴れ マラテヤ→カフタ(アディヤマン)

朝食(パンが冷たくかたい)を食べ、やっぱりカフタへ向け出発することにした。 KENT HOTELは人の感じもあまり良くなかった。さて、ホテルを8:00AM少し過ぎに出、オトガルへ。カフタと言うと荷物を持ってかれ・・・。もうバスが出るらしい。入口のはりがみに、アディヤマン1000TLとある。だが、私、カフタ6000TL。なぜ?まあとにかく時間がない。バスに乗る。着いたのは、11:30AMくらいか?(アディヤマン) 小さなオトガルだ。このままカフタへ行くのだろうと思ってたら、乗換らしくミニバスに乗せられた。私ともう一人おばあさんはそうで、他の乗客はアディヤマンからで1000TL払ってた。私はやはりボラれたのかな。バスはぎゅーぎゅーでまいったけど、それなりに楽しい。となりのおばあさんが豆をくれた。

カフタも小さなまちだ。オトガルに尽き「i」350mのマークが見えたので歩いて行こうとしたら、声をかけられた。タクシーの運ちゃんだろう、とんでもない、と思ったので、「i」に行くと言ったら、オトガルがそうだとか何とか言う。まあ、いくら位か聞いてみようと思い、ついていった。

ネムルートダー(ネムルート山)ONLYのショートツアーとローマンブリッジ、カレなどを含めたロングツアーがある。ロングツアーは$50=100,000TLだが、学生だから 80,000TLでいいという。それでも私には高額。でも、せっかく来たのに行かないというのもなんだし、1:00PM出発でOKしてしまった。ネムルートダァーまでは、1時間 20分。確かに高額になるのも仕方ないかも。私はこんなに寒い所とは知らなかった!! 雪が残って風が強く、吹き飛ばされそうなのだ。中腹の小屋で毛布を貸してもらい、頭からかぶって頂上まで行かなくてはならなかったのだ。入場料は5000TLで、買えと言う。だが。mu"zeのおじさんとガイドの人が友達だから、それはなし。だから、パンフを5000TLで買えという。結局5000TL払うではないか。まあ、同じことだし、パンフも欲しいしで5000TL払って頂上へ出発。もういやーっという感じ。

(ネムルート山は昔、王様が自分の権力誇示のため、墓石として石像を作らせたものが残っている。ただし、首と胴体がわかれてしまって、地面から鳥や人間の首がはえているようなたたずまいで、奇妙で不気味。巨大な石像だし)

だけど、確かに首がごろごろは良かった。雪に埋もれてたけど。写真に撮るのも精いっぱい。下山は思ったよりハードではなかったが、私はここで死ぬかもなーとも思った。ロングツアーは、橋、KALE(城塞)のあと、などを見た。これもなかなか良かった。

戻ったのは、7:00PM。5000TLのペンションに泊まった・・・。しかし、鍵はかからず、ドアを開けると外。トイレもシャワーも外。げげーっと思ったが、隣には外国人のカップルも泊まるようだから少し安心して、それでもドアを開かないようにリボンで結びカバンを置いて眠った。ものすごーく寒かった。これ以上ひどいところに泊まりたくないものだ。

−タクシーでネムルートダァへ行く途中には、いくつかの村を通る。そこの子供たちは、じーっと私をみつめて、手を小さく振る子もいる。私も手を振ってみた。するとにっこりしてくれる。東部の子は、西部の子と顔つきが少し違う。少しこわいような目でじーっと見つめる。男の子なんて、ほんと、敵なのか味方なのかと見極めるような目でみつめる。だけど、それに負けずに手を振ってみた。そうしたら、にっこりしてくれた。何か言ってるようだった。だけど、窓ごしだからわからない。手を振るのは好きだ。

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