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チタンの特質 【チタン製品在庫状況】
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工業用純チタン ねじ規格

強度
区分
化学成分(%) 機械的性質
引張強さ
N/mu
0.2%耐力
N/mu
破断後の
伸び
mm
硬さ
HV
Fe Ti
Ti1 ≦0.015 ≦0.15 ≦0.05 ≦0.20 残部 ≧270 ≧165 ≧0.2d
(dはねじの
呼び径)
≧140
Ti2 ≦0.015 ≦0.20 ≦0.05 ≦0.25 残部 ≧340 ≧215 ≧160
Ti3 ≦0.015 ≦0.30 ≦0.07 ≦0.30 残部 ≧480 ≧345 ≧180
Ti4 ≦0.015 ≦0.40 ≦0.07 ≦0.50 残部 ≧550 ≧485 ≧200

 

 

 

 

 

 

 

 

 


チタンの物理的性質(他の金属との比較)

  純チタン チタン合金
Ti-6AL-4V
アルミニウム ステンレス
18-8,(304)
溶融点
(摂氏 度)
1,668 1,540〜1,650 660 1,530 1,400〜1,427
密度
(g/cm3)
4.5 4.4 2.7 7.9 8.0
ヤング率
(kgf/mu)
10.850 11,500 7,050 19,600 20,320
電気比抵抗
(μΩ-cm,20℃)
47〜55 171 2.7 9.7 72
電気伝導率
(対鋼比%)
3.1 1.1 64.0 18.0 2.4
熱伝道率
(cal/cu/sec/℃/cm)
0.041 0.018 0.487 0.145 0.039
線膨張係数
(cm/cm/℃,0〜100℃)
8.4×10-6 8.8×10-6 23.0×10-6 12.0×10-6 16.5×10-6

チタンの性質

・鉄やステンレスよりも軽い(約60%)

・比強度が鉄やステンレス以上、アルミニウムの約3倍)

・錆びない。海水中では白金に匹敵、他主要金属よりも優れている

・鉄やステンレスよりも高温に耐える

・ヤング率(弾性力とも言い、たわみ易さ)がステンレスの約半分。
  同じ応力に対しステンレスに比べて約2倍たわむ

・電気抵抗率が高く、誘導加熱に適。電気が伝わり難い

・熱の伝わるのは遅い。熱容量(比熱×密度)は小さいので早く熱くなる

・熱膨張率がステンレスの約半分で、安定している

・非磁性(IT関連製品への応用)。加工しても磁性はゼロ

・自由なカラーリングが可能

 

【カラーチャート】